2014年09月22日
2013年 第2回 静岡書店大賞寸評…「映像化したい文庫部門」
静岡書店大賞「映像化したい文庫」~書店員・図書館員たちの寸評~
寸評ご紹介、間があいてしまい、申し訳ありません「映像化したい文庫部門」、入賞しなかった作品も、興味深いものがいろいろとあります。通な選書だなぁ、読んでみたい!たしかに映像化したら面白そう…と思えます
●『終わらざる夏』集英社 浅田次郎
あの戦争の終わりを告げた8月15日の玉音放送から3日後、その壮絶な戦闘ははじまった。終わってはいなかった戦争に翻弄されながら懸命に生きた人々を描いた、感涙の戦争文学。あらためて思う。戦争は、どうしようもなく理不尽で、悲劇だ。
(谷島屋 専務取締役 斉藤晋一郎)
●『パラダイスロスト』角川書店 柳広司
映画にしたら絶対おもしろいと思います。スパイの暮らしぶり。
(谷島屋浜松本店 合谷雅子)
●『ヤッさん』双葉社 原宏一
人と時間にしばられず、自分にはマネできない自由に生きるという楽しさを見せてくれる、そんな本です。
(アマノ有玉店 辻克己)
●『太陽のパスタ、豆のスープ』集英社 宮下奈都
派手な事はないけど、日常をただ一生懸命に前向きに過ごしている所が、こちらまで頑張ろうという気にさせてくれます。
(谷島屋呉服町本店 田島真由美)
●『山手線探偵』ポプラ社 七尾与史
地元の作家さんということで推してみました。経営難で事務所を失った腕利きの探偵と広報助手の小学生の女の子と作家(自費出版)の三人が山手線に乗りながら様々な事件を解決する物語。ドラマ化とかされたら配役が楽しみ。
(谷島屋 本沢合店 佐々木健次)
●『大江戸妖怪かわら版』① 講談社 香月日輪
現代の少年が異界大江戸へタイムスリップ。現代の自分を大江戸で見つめなおし、成長していく様子が良い! 他に出てくるキャラクターがとにかく、おもしろい。
(谷島屋本沢合店 スタッフ)
●『春告鳥』文春文庫 杉本章子
江戸時代にも占いは流行し、やはり女性はその内容に一喜一憂していた。月ごとに12人の女性を描いた連作短編集で、細やかな心情の流れが、ディテールをしっかり描く映像向きと思う。
(谷島屋呉服町本店 三上京子)
●『ようこそ、わが家へ』小学館文庫 池井戸潤
親切な気持ちが誤解をまねく。日常おこりそうな設定が映像でより身近に感じることができると思いました。
(県内書店スタッフ)
●『書店ガール2 最強のふたり』PHP文芸文庫 碧野圭
前作『書店ガール』では問題・衝突の多かった主人公2人が、互いを思いやり、数々の困難に立ち向かっていく様が爽快!!書店業界の厳しい現実、仕事と家庭・育児の両立等、様々なテーマも散りばめられ、グッときました。異業種、ライバル店と力を合わせ、イベントを成功させた主人公の成長に、書店員ならずとも力をもらえるはず。切ない恋も心に残ります。
(吉見書店外商部 吉見佳奈子)
●『書店ガール2 最強のふたり』PHP文芸文庫 碧野圭
書店の仕事は、ある意味3Kだ。なのに一度足を踏み入れたら最後、堅気には戻れない魔力のある世界。そんな世界をよく描いている。仕事(企業)小説が映像化され、話題となる昨今。我々の棲む世界も映像化してほしい願いを込めて。静岡書店大賞も登場!
(戸田書店掛川西郷店 高木久直)
●『和菓子のアン』光文社文庫 坂木司
「デパ地下」かつ「和菓子やさん」が舞台のお話は読んだことがなく、珍しいと感じたので、ぜひ映像で、色とりどりの和菓子と一緒に、登場人物たちのやりとりを楽しみたいと思いました。
(戸田書店城北店 伊達沙織)
●『龍のすむ家』竹書房文庫 クリス・ダレーシー
映像化、となると超大作っぽくなりそうですが、ぜひお願いしたい。映像表現という意味でも見応えのある作品になりそうです。
(BOOKアマノ入野店 松本浩憲)
●『ふがいない僕は空を見た』新潮文庫 窪美澄
一番胸を打たれたのは、認知症の祖母と二人で暮らす高校生、福田くんが主人公の章「セイタカアワダチソウの空」です。彼の友だちも、バイト先の田岡さんも、彼の祖母も、母親も、みんなそれぞれ自分なりに何かに向かって生きているのに、なんだか幸せになれない。でも福田くんは爆発しないで、それでも未来に希望を抱いている。この章だけでもいいから、映像化してほしいです。
(ザ・リブレット丸井静岡店 佐野詠子)
●『交響曲第一番』幻冬舎文庫 佐村河内守
聴力を失った作曲家の、壮絶なまでの半生記。そのままがドラマであり、すでに曲も仕上がっている。CDも空前の売行き。併せて販売し広めたい。
(谷島屋書店 永田成男)
●『Gene Mapper full build』ハヤカワ文庫 藤井太洋
CGバリバリでもかまわないので観たいです。ハリウッド資本で設定を日本→海外の何処かに変更されても構いません。 (戸田書店 仕入部 藤浪哲也)
●『ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件』幻冬舎文庫 七尾与史
こんなにも地元・浜松の地名が出てくる小説は今まで読んだことがない!!ぜひ、オール浜松ロケで映像化されたものを観たいです。 (BOOKアマノ 入野店 山本明広)
●『あなたが生まれた日』泰文堂 リンダブックス編集部
私の涙腺は子どもに弱いです。こういう作品は自分と子どもに置き換えてしまうので、もうダメです。
(マルサン書店 駅北店 川口 慶)
●『煙か土か食い物』講談社文庫 舞城王太郎
今までの日本にはなかったブッ飛んでクレイジーな映画ができそう。日本人のウイットさが少しもないような映画があってもいいのではないか。2位の『海辺のカフカ』も映画にしたら、かなり変わったものができると思う。観る人の脳ミソをかき回すような映画も観てみたい。
(書店員)
●『ようこそ、わが家へ』小学館文庫 池井戸 潤
普通の人の普通に過ごしている日常の中にひそむ恐怖…。ストーカーによる嫌がらせに、出向先の会社で起きるトラブル。ドキドキしながらも、倉田さんを心から応援せずにはいられない!!映像化したら、倉田さん役は小日向文世さんがいいなー。
(TSUTAYA 佐鳴台店 山田志津香)
●『思い出のとき修理します』集英社文庫 谷瑞恵
昔ながらの商店街、そこで暮らす人々、時計屋の看板、神社、そのどれもが読むそばから色を持って頭の中でどんどん映像になっていく作品。古き良き日本の風景の中で現代の若者が傷を癒しながら前向きに歩いていく過程を、ぜひ大スクリーンで見てみたい。
(ジャック鷲津駅前ブック館 山本幹子)
●『思い出のとき修理します』集英社文庫 谷瑞恵
誰もが持っている、消したくないけれど見たくない想い出。ささいな思い込み、勘違いで、大きくズレてしまった関係。それを少しずつ優しく温かいものに変えていく。寂れた商店街での、不思議を混じえた話で、良かったです。時計屋さんの過去の部分がスピード感があってゾクッとしました。
(マルサン書店仲見世店 土屋由美子)
●『ガラシャ』新潮文庫 宮木あや子
細川ガラシャは大河ドラマなどに脇役としてよく出ますが、主役として映像化したことがあったかといえば「…?」。宮木あや子の『ガラシャ』は妖しい、なまめかしいガラシャです。妖艶なガラシャを見てみたいです。
(マルサン書店仲見世店 荒井浩子)
●『偽りのスラッガー』双葉文庫 水原秀策
野球ミステリー。どう表現するのかみてみたいのと、ユニフォーム姿のイケメンさんをみてみたいです(なんて…)。
(マルサン書店仲見世店 スタッフ)
●『清須会議』幻冬舎文庫 三谷幸喜
え、映像化するのかあ!どおりで頭に場面が浮かぶと思った。楽しみ。
(マルサン書店仲見世店 スタッフ)
●『贅沢な身の上』集英社コバルト文庫 我鳥彩子
少女ライトノベルでも投票可でしたら。ドタバタコメディなアニメ化を希望してます。恋愛王道ギャグ路線で白泉社風なアニメになればいいな~とずっと妄想してます。十二国記や彩雲国物語に比べればずっと阿呆阿呆しいです。
(ジャック鷲津駅前ブック館 内藤沙織)
●『よろこびの歌』実業之日本社文庫 宮下奈都
少女たちの成長がこんなにも美しいとは…。私も女子高出身だけれど、昼休みになるとにぎやかすぎるクラスメイトや汗を流して部活に打ち込む生活をおくっていたので、この少女たちの世界がきらきら光って見えました。ただ悩みがあるというのは同じだったなぁと。物語から聞こえてくるような気がする音楽と歌をきっかけに心をかよわせる少女たちの姿がとても素敵だった。
(ザ・リブレット丸井静岡店 本道ちひろ)
●『キケン』新潮文庫 有川浩
「キケン」って危険のこと?とまずタイトルが気になって手に取りました。読んでみると電気工科大学のサークルのお話でした。主人公がなりゆきで「機械制御研究部」に入部することになって個性的な先輩、とくに部長に振り回されながらもミッションをクリアし、自分も成長していくお話で、ドキドキハラハラしておもしろかったです。
(夢屋書店ピアゴ香貫店 蓮沼薫)
●『バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム』角川ホラー文庫 藤木稟
この1作だけではなく、シリーズ全てを映像化してほしい作品です。バチカンの神父がカトリック教会とは対立的イメージのある化学を用いて、調査依頼を受けた奇跡のタネを明かし、古文書や暗号の解読によって奇跡の裏に潜む真相を解明していく様はエンターテインメント性が多く、キャラクターもしっかりしているので映像化向きだと思います。
(江崎書店小鹿店 スタッフ)
●『不忠臣蔵』集英社文庫 井上ひさし
主人公が、仇討ちに参加しなかった人達なので、今まで見たことのない作品が見れるかなと思ったので。
(県内書店スタッフ)
●『キケン』新潮文庫 有川浩
なんだろう、この作品の魅力は。読後感は抜群にいい。スピード感はここちいい。でもやっぱりキャラなのかなぁ。有体に言えば「生きているキャラ」なのだ。愛すべき馬鹿どもよ!的な。いるいるこんなやつ!わぁ…大変だなこいつ。読中にこぼしてしまうほどの、こいつらへの愛が僕にはある。(上野はやりすぎだけどね。)
(戸田書店掛川西郷店 吉田祐輔)
●サバイバル、かがくるシリーズ(朝日新聞出版)
「おもしろくてためになる」がキャッチワードの通り、学習本として学校で大人気のシリーズ。ただ、お値段が高く、シリーズ全てを持っている子供は限られている。アニメ化でも、映画化でも、どちらでも日本中の子供達が夢中になって楽しめるのではないか。見れば見るほどかしこくなるのだから、家族も嬉しいことこの上ない。出来る事なら、映像化により「誰もが知っている」サバイバル、かがくるシリーズの知識、となってほしいものである。
(県内書店スタッフ)
●『檸檬』角川書店 梶井基次郎
じわじわと心に染み入ってくるような文体が読む人を幻想的な世界へとするりと引きずり込みます。「不完全、不均整の美しさ」を読むことで感じることができる数少ない作品だと思います。
(BOOKアマノ アクト北店 スタッフ)
●『小説 仮面ライダー電王』講談社 白倉伸一郎
仮面ライダーシリーズの書き下ろしでファンとしてはありがたい作品でした。新たな映像として観たいです。
(県内書店 小渕史織)
●『植物図鑑』幻冬舎 有川浩
もうすでに映像化されていると思っていた作品。いつかにドラマであった「きみはペット」を思い起こさせる内容ではあるが、そこをまた違ったニュアンスでドラマなどにしてくれるだろう、と期待。染谷将太、水川あさ美辺りで希望。
(県内書店スタッフ)
●『公家さま同心飛鳥業平』コスミック出版 早見俊
大岡越前、水戸黄門、八丁堀の七人。映像化された捕り物はみんな侍が主人公。でも、この作品はお公家さんが捕り物。読んだ瞬間、配役決まりました。主役、東儀秀樹さんでしょう!! 野村萬斎さんでも嬉しいです。
(戸田書店城北店 髙木春佳)
●『日本アパッチ族』角川春樹事務所 小松左京
発表は1964年で、当時の社会状況を元に作り出されたもうひとつの日本が舞台の小説。なので出てくる社会風俗は古くさいのに、激しい既視感に襲われるほど現代と共通する問題が山のように出て来て、昔の小説を読んでいるような気が全然しない。この作品を映画化するなら今だろうと思った。アクションシーンも満載で、娯楽超大作に仕上げればきっと楽しいと思うんだけど、どうでしょう。ちなみに昔、岡本喜八監督、クレージーキャッツ主演で映画化の企画が持ちあがったが頓挫したらしい。それは見たかったなあ。
(戸田書店リブレ菊川店 赤堀久住)
●『落穂拾い・犬の生活』筑摩書房 小山清
無名な作家である“僕”が、ある日、小さな古本屋を営む少女と出逢い、心の交流を重ねるという表題作『落穂拾い』は、全編に漂う切なさに心打たれずにいられない物語です。この短編にいくつかのエピソードを付け加えれば、2時間ドラマとして成立するのではないでしょうか。
(浜松谷島屋医大売店 高柳俊彦)
●『さよなら、ベイビー』新潮社 里見蘭
引きこもりの青年が赤ちゃんの面倒をみる時の感情がリアルで良かった。ストーリーはおもしろいけど、少しごちゃごちゃしているので映像化してまとめてほしいな…という期待。
(戸田書店江尻台店 山崎圭美)
●『凍りのくじら』講談社 辻村深月
各章にドラえもんの道具名が付けられている、少し不思議なお話です。
(戸田書店江尻台店 スタッフ)
●『本日は、お日柄もよく』徳間書店 原田マハ
結婚式等のスピーチはするほうも聞くほうも頭痛のタネ、といったカンジですが、この本のようなスピーチを実際聞いてみたい、と思いました。妄想キャストは、井上真央と井浦新でしょうか…。
(谷島屋エキマチ店 永井久美)
●『国道沿いのファミレス』集英社 畑野智美
人間の不器用さ、真面目さをこんなにも、痛々しく書いた作品。そして、この著者、畑野智美のデビュー作をもっと多くの人に読んでもらいたい。
(谷島屋エキマチ店 丸林篤史)
●『思い出のとき修理します』集英社 谷瑞恵
内容もさながら、背景がとても美しいものになるのではないか、という期待をこめて、一位に推薦。
(戸田書店リブレ菊川店 飯田妙子)
●『死ぬかと思った』シリーズ アスペクト 林雄司
このバカ話の再現VTRがあればいいなぁと思いました。
(戸田書店リブレ菊川店 横山英彦)
●『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』KADOKAWA 聴猫芝居
ネットゲームのキャラの先にあるモノに期待を持たせてくれる一冊。ソードアートオンラインや、hackで注目されたネットゲームを題材にした作品の新たな代表作と呼べる本です。
(吉見書店竜南店 大髙宏之)
●『半島を出よ!』幻冬舎 村上龍
北朝鮮のコマンドが福岡に攻め入ってくる。それだけでもぐっと魅きつけられるものを感じるが、彼らに対抗するのは政府でも自衛隊でもない。いわば社会から除外された存在を見て見ぬフリをされているような人々なのだが、彼らはコマンドに、非常に毒性の高いハエやムカデやカエルで戦いを挑んでいくのである。これは作中のコマンドの戦闘描写、ラストシーンもさることながら、映像化されたらどんなに衝撃的であろうかと思う。
(戸田書店掛川西郷店 スタッフ)
●『思い出の時とき修理します』集英社 谷瑞恵
恋と仕事、今に疲れた明里が昔の思い出をたどりながら新しい生活(人生)を見つける。それをやさしく見守る時計屋(師)秀司。切なくて温かくて、キュンキュンしてしまう。きっと心がほっこりすることまちがいなし!!
(戸田書店掛川西郷店 スタッフ)
●『製鉄天使』東京創元社 桜庭一樹
鉄を自在に操れる不思議な力を持つ赤緑豆小豆の一代記。“子ども”というフィクションを駆け抜ける女の子のお話です。暴走族ではあるけれど、しっかりと“子ども”を生きなくちゃもったいないかも!と小豆は思わせてくれます。奇想天外な話だけに、映像化することで魅力が増すのではないかと思います。
(戸田書店掛川西郷店 後藤公子)
●『戦都の陰陽師 迷宮城編』角川書店 武内涼
主人公の少女を護る七人の忍び、そのリーダーである青年忍者は「もぬけの術」なる秘伝の忍術をつかう。これによって、この世の誰一人、家族、友人、恋人でさえ、彼の顔を覚えられない(・・・・・・)。「メインキャラ顔出しNG!」な条件(しかも素顔は激レアイケメンときた…)を、どう演出して効果的に映像化するか?!やってみたらおもしろいことになるんじゃないかなあ…。
(戸田書店掛川西郷店 山崎真梨)
●『信長の密偵~首売り丹左~』角川春樹事務所 中谷航太郎
飄々として冷静沈着な丹左、弟達を守りながら目的達成に対する障害を耽々と回避していく肝の座りかたは大したもの。この兄弟の活躍を動画で見てみたいです。
(谷島屋ららぽーと磐田店 スタッフ)
●『美しいこと』講談社 木原音瀬
何か大きな事件が起きるわけではなく、派手なアクションがあるわけでもない。ただ、ひとりの人間が恋に落ち、相手を乞い願うお話です。自分の心の機微さえ持て余してしまう恋という感情に振り回され、それでも相手からの「好き」を求めて必死になったり傷ついたり。恋とはするものではなく落ちるもの、ということを痛烈に思い知る、まさにこれぞ恋愛小説!といえる作品だと思います。
(谷島屋ららぽーと磐田店 馬淵あかり)
●『ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件』幻冬舎 七尾与史
ご当地物。撮影はぜひ浜松で!!
(谷島屋ららぽーと磐田店 富永哲司)
●『オーダーは探偵に・謎解き薫る喫茶店』メディアワークス 近江泉美
連続ドラマにしたら、おもしろそう
(谷島屋浜松本店 スタッフ)
●『献心』中央公論新社 堂場瞬一
大切な娘を殺された刑事の父親。
その苦悩と執念を映像で見てみたい。
(谷島屋浜松本店 鈴木律子)
●『心霊探偵八雲 いつわりの樹』角川書店 神永学
舞台化した作品で、舞台を観に行ったが小説だけでは表現しきれない音や光の演出が加わることでより作品そのものがおもしろくなるなと感じたため。映像化すれば舞台よりもさらに凝った演出で世界観が表現できる気がする。(舞台と同キャストで映像化してもらえたらうれしい)
(谷島屋浜松本店 黒野瑞姫)
●『和菓子のアン』 光文社 坂木司 著
和菓子屋を舞台にしたほのぼのとした物語。登場人物のキャラが立っていて面白く、
映像化したら面白いかなと思う。
(吉見書店長田店 大倉)
●『和菓子のアン』 光文社 坂木司 著
和菓子の魅力を勉強しながら、ほのぼのとしたやさしい気持ちになれます。
(県内書店 スタッフ)
●『和菓子のアン』 光文社 坂木司 著
ユカイな登場人物とミステリ仕立ての構成はそのままに実写映画化希望です!!
おいしそうな和菓子をいーーっぱい出してほしい。
(谷島屋呉服町本店 小泉)
●『和菓子のアン』 光文社 坂木司 著
坂木さんの作品は、物語の舞台になっているのが身近な場所(歯科やデパ地下など)なので、
情景がすぐに浮かびます。「和菓子のアン」は梅本杏子(アンちゃん)→柳原可奈子さんで映像化してほしい。
(ぶっくす三峰 スタッフ)
●『和菓子のアン』 光文社 坂木司 著
和菓子に胸ときめかせる主人公(アンちゃん)の清々しさ。
古くからのいろいろな和菓子の由来になぞられて作られている和菓子と結び付けられた、
ちょっとした謎ときが心地よくて魅力的だ。
(シミズBOOKS 杉田)
●『和菓子のアン』 光文社 坂木司 著
デパ地下の和菓子屋を舞台にした物語。登場人物もかわいらしくて魅力的です。
和菓子のうんちくもあるので、読後はその和菓子を食べたくなります。
(マルサン書店仲見世店 スタッフ)
●『和菓子のアン』 光文社 坂木司 著
和菓子のノウハウや、知識が分かって、なかなかおもしろいじゃん!と思いました。
映像化したら、さぞおいしそうな和菓子がでてくるんだろうな…と思って一位にしました。
キャラクターも、印象的でした。
(TSUTAYA佐鳴台店 杉山)
●『和菓子のアン』 光文社 坂木司 著
個性的ながらも親しみやすいキャラクターがたくさんでてきて、
あっという間に読み終わってしまいました。
また、ストーリーにでてくる和菓子の知識もわかりやすく、楽しかったです。
テンポがいいので、文庫初心者にもおすすめしたい一冊です。
(戸田書店城北店 スタッフ)
●『若様組まいる』 講談社 畠中恵 著
それぞれのキャラクターがいきいきしており、
ミステリーではあるが残酷ではない題材と作品に漂うやわらかでユーモアのある雰囲気が
老若男女に受け入れられるのではないでしょうか。NHKの単発ドラマに合いそう。
(アマノアクト北店 市川)
●「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」KADOKAWA 太田紫織
古い洋館の一室に、古今のあらゆる生物の骨格標本が所狭しと飾られていてその真ん中「どうだい美しいだろう」と子どもみたいに笑う櫻子さんと、呆れ顔の正太郎君という情景が目に浮かぶようだった。骨格標本の骨の白と、櫻子お嬢様の長い黒の髪のコントラストは絵になると思います。
(イケヤ文学館高林店 貝塚知香)
●「オオカミ少女と黒王子」集英社 ココロ直 八田鮎子
もともとコミックから話が好きで、実際にあるような話なので、なったらとても嬉しい。キャストもすごく楽しみ。
(TUTAYA佐鳴台店 スタッフ)
●「黄泉津比良坂、暗夜行路」KADOKAWA 藤木稟
昭和初期の不思議な話をミステリーに仕立てた読み応えがある本です。
(吉見書店外商部 手塚泰弘)
●「孤闘」中央公論新社 上田秀人
己の筋を通して戦国の世を生きた男。その生き様に憧れを覚えます。
(吉見書店竜南店 曽根健太郎)
●「世界一周わたしの居場所はどこにある!?」幻冬舎 ニシイトシヤス
旅エッセイ本であり、海外旅行でおきるトラブルにどのようにどのようにあっていったのか。コントを見ているかのような笑える作品として人へ紹介したい。
(吉見書店竜南店 加藤晃宏)
●「カッコウの卵は誰のもの」光文社 東野圭吾
今でも売れ続けている。東野圭吾の本はハズレがない。
(吉見書店長田店 スタッフ)
●「ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件」幻冬舎 七尾与史
静岡生まれの著者が浜松市を舞台に書いたユーモアミステリー。タイトルで、表紙で、アオリ文で手に取って読んでみたらクセのある1冊にどっぷりハマってしまう方が多いのではないでしょうか。シリーズものなのでドラマ化や映画化がしやすいと思います。ぜひ、見てみたい!
(吉見書店長田店 スタッフ
●『ペンギン・ハイウェイ』角川書店 森見登美彦
読んでいると頭の中で映像が鮮やかに浮かびます。いろいろなものが詰まった大人にも子供にも読んでほしい本です。
(谷島屋書店磐田外商部 渡辺)
●『機密漏洩』文藝春秋 濱嘉之
映像化するとなるとシリーズでという方がいいでしょうか。捜査過程などは細かいし、これが警察という組織のリアルなのかと思わせてくれてグイグイ惹きこまれる。話が少々大きくなりすぎなのかなと思う部分もなくはないが、2~3時間程に纏めるとより楽しめそう。
(県内書店スタッフ)
●『丕緒の鳥』新潮社 小野不由美
十二国記シリーズ12年ぶりの新刊。アニメ全話、原作、全て見てなので、この作品もぜひアニメ化してほしいです!この十二国記という世界観を映像として見てみたいです。
(江崎書店小鹿店 スタッフ)
●『民王』文藝春秋 池井戸潤
今年、夏一番話題になったドラマ「半沢直樹」の原作者、池井戸潤氏による政治コメディ。「半沢直樹」と違った面白さがあり映像化してほしい作品です。
(江崎書店小鹿店 スタッフ)
●『こんな夜更けにバナナかよ』文藝春秋 渡辺一史
介護ボランティアを描くノンフィクション。衝撃を受けた。祝・文庫化。
(戸田書店静岡本店 田中)
●『バイバイ、ブラックバード』双葉社 伊坂幸太郎
テンポよく、スラスラと読める作品です。それはきっと「あのバス」について詳しい描写がないからかもしれません。また、登場人物たちも面白く、特に繭美は強烈なインパクトでした。まさか最後は彼女のことを可愛いと思ってしまうとは…。ぜひ一度読んでみてください。
(戸田書店リブレ裾野店 鈴木)
●『丕緒の鳥』新潮社 小野不由美
実は読んでません。10年位前にBS2でアニメを見てました。いまだにそのアニメの続編を原作を読まずに待ってます。
(戸田書店リブレ裾野店 杉山)
●『コンビニたそがれ堂 空の童話』ポプラ文庫 村山早紀
ちょっと不思議なお話ってみんな好きかなあと思います。風早の街の駅前商店街のはずれに夕暮れ時に行くと古い路地の赤い鳥居が並んでいるあたりで不思議なコンビニを見つけることがある…。都市伝説として聞いたら探してみたくなりますよね。オムニバスなので1話~2話完結くらいでドラマ化されたら良いのになあと思っています。
(吉見書店竜南店 スタッフ)
●『折れた竜骨』東京創元社 米沢穂信
第64回日本推理作家協会賞受賞作。現実に近い「日常の謎」の作品が多い中では珍しい一作。12世紀のヨーロッパを舞台にミステリーなのに冒険しているかのような高揚感と独特なキャラクターが合わさって心を揺さぶられます。魔術や呪いの存在するファンタジーな世界と王道ミステリーとの融合をぜひ目に焼き付けたいです。
(吉見書店竜南店 スタッフ)
●『<完本>初ものがたり』PHP文芸文庫 宮部みゆき
殺伐とした現代だからこそ、茂七親分たち江戸っ子の人情味たっぷりの姿がドラマで見たいです。
(吉見書店竜南店 スタッフ)
●『ちょちょら』新潮文庫 畠山恵
主人公はどちらかというと頼りない人。でも憎めない性格で、読んでいて共感できるところも多くある。また、ちょっとミステリー性もあって、最後まで物語に集中して読むことができる作品。
(県内書店スタッフ)
●『キケン』新潮文庫 有川浩
ラストの見開きの黒板のシーンに鳥肌が立ったので、ぜひ映像で見てみたい!!!
(谷島屋新流通店 水野)
●『植物図鑑』幻冬舎文庫 有川浩
植物図鑑は少し話が現実的ではないですが、純愛モノとして良作です。主人公が最後居なくなってしまうシーンは涙が止まりませんでした。しかし、主人公は戻って来てくれました。二人の愛情は深いんだなと思いました。
(谷島屋新流通店スタッフ)
●『植物図鑑』徳間文庫 仙川環
鳥インフルエンザを題材としている物語です。新型ウイルスが問題視されている今日の世界的現状という観点から、映像化したらリアリティーを追求できる作品だと思ったので薦めます。
(県内書店スタッフ)
●『占星術殺人事件 改訂完全版』講談社文庫 島田荘司
日本のミステリーの誇れる1冊。猟奇的殺人事件と一言では言い切れない。驚くようなトリックと人間模様。犯人の心情に寄り添ってしまうようなエンディング。これが本格推理小説。
(藤枝市立岡部図書館 宮島)
寸評ご紹介、間があいてしまい、申し訳ありません「映像化したい文庫部門」、入賞しなかった作品も、興味深いものがいろいろとあります。通な選書だなぁ、読んでみたい!たしかに映像化したら面白そう…と思えます
●『終わらざる夏』集英社 浅田次郎
あの戦争の終わりを告げた8月15日の玉音放送から3日後、その壮絶な戦闘ははじまった。終わってはいなかった戦争に翻弄されながら懸命に生きた人々を描いた、感涙の戦争文学。あらためて思う。戦争は、どうしようもなく理不尽で、悲劇だ。
(谷島屋 専務取締役 斉藤晋一郎)
●『パラダイスロスト』角川書店 柳広司
映画にしたら絶対おもしろいと思います。スパイの暮らしぶり。
(谷島屋浜松本店 合谷雅子)
●『ヤッさん』双葉社 原宏一
人と時間にしばられず、自分にはマネできない自由に生きるという楽しさを見せてくれる、そんな本です。
(アマノ有玉店 辻克己)
●『太陽のパスタ、豆のスープ』集英社 宮下奈都
派手な事はないけど、日常をただ一生懸命に前向きに過ごしている所が、こちらまで頑張ろうという気にさせてくれます。
(谷島屋呉服町本店 田島真由美)
●『山手線探偵』ポプラ社 七尾与史
地元の作家さんということで推してみました。経営難で事務所を失った腕利きの探偵と広報助手の小学生の女の子と作家(自費出版)の三人が山手線に乗りながら様々な事件を解決する物語。ドラマ化とかされたら配役が楽しみ。
(谷島屋 本沢合店 佐々木健次)
●『大江戸妖怪かわら版』① 講談社 香月日輪
現代の少年が異界大江戸へタイムスリップ。現代の自分を大江戸で見つめなおし、成長していく様子が良い! 他に出てくるキャラクターがとにかく、おもしろい。
(谷島屋本沢合店 スタッフ)
●『春告鳥』文春文庫 杉本章子
江戸時代にも占いは流行し、やはり女性はその内容に一喜一憂していた。月ごとに12人の女性を描いた連作短編集で、細やかな心情の流れが、ディテールをしっかり描く映像向きと思う。
(谷島屋呉服町本店 三上京子)
●『ようこそ、わが家へ』小学館文庫 池井戸潤
親切な気持ちが誤解をまねく。日常おこりそうな設定が映像でより身近に感じることができると思いました。
(県内書店スタッフ)
●『書店ガール2 最強のふたり』PHP文芸文庫 碧野圭
前作『書店ガール』では問題・衝突の多かった主人公2人が、互いを思いやり、数々の困難に立ち向かっていく様が爽快!!書店業界の厳しい現実、仕事と家庭・育児の両立等、様々なテーマも散りばめられ、グッときました。異業種、ライバル店と力を合わせ、イベントを成功させた主人公の成長に、書店員ならずとも力をもらえるはず。切ない恋も心に残ります。
(吉見書店外商部 吉見佳奈子)
●『書店ガール2 最強のふたり』PHP文芸文庫 碧野圭
書店の仕事は、ある意味3Kだ。なのに一度足を踏み入れたら最後、堅気には戻れない魔力のある世界。そんな世界をよく描いている。仕事(企業)小説が映像化され、話題となる昨今。我々の棲む世界も映像化してほしい願いを込めて。静岡書店大賞も登場!
(戸田書店掛川西郷店 高木久直)
●『和菓子のアン』光文社文庫 坂木司
「デパ地下」かつ「和菓子やさん」が舞台のお話は読んだことがなく、珍しいと感じたので、ぜひ映像で、色とりどりの和菓子と一緒に、登場人物たちのやりとりを楽しみたいと思いました。
(戸田書店城北店 伊達沙織)
●『龍のすむ家』竹書房文庫 クリス・ダレーシー
映像化、となると超大作っぽくなりそうですが、ぜひお願いしたい。映像表現という意味でも見応えのある作品になりそうです。
(BOOKアマノ入野店 松本浩憲)
●『ふがいない僕は空を見た』新潮文庫 窪美澄
一番胸を打たれたのは、認知症の祖母と二人で暮らす高校生、福田くんが主人公の章「セイタカアワダチソウの空」です。彼の友だちも、バイト先の田岡さんも、彼の祖母も、母親も、みんなそれぞれ自分なりに何かに向かって生きているのに、なんだか幸せになれない。でも福田くんは爆発しないで、それでも未来に希望を抱いている。この章だけでもいいから、映像化してほしいです。
(ザ・リブレット丸井静岡店 佐野詠子)
●『交響曲第一番』幻冬舎文庫 佐村河内守
聴力を失った作曲家の、壮絶なまでの半生記。そのままがドラマであり、すでに曲も仕上がっている。CDも空前の売行き。併せて販売し広めたい。
(谷島屋書店 永田成男)
●『Gene Mapper full build』ハヤカワ文庫 藤井太洋
CGバリバリでもかまわないので観たいです。ハリウッド資本で設定を日本→海外の何処かに変更されても構いません。 (戸田書店 仕入部 藤浪哲也)
●『ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件』幻冬舎文庫 七尾与史
こんなにも地元・浜松の地名が出てくる小説は今まで読んだことがない!!ぜひ、オール浜松ロケで映像化されたものを観たいです。 (BOOKアマノ 入野店 山本明広)
●『あなたが生まれた日』泰文堂 リンダブックス編集部
私の涙腺は子どもに弱いです。こういう作品は自分と子どもに置き換えてしまうので、もうダメです。
(マルサン書店 駅北店 川口 慶)
●『煙か土か食い物』講談社文庫 舞城王太郎
今までの日本にはなかったブッ飛んでクレイジーな映画ができそう。日本人のウイットさが少しもないような映画があってもいいのではないか。2位の『海辺のカフカ』も映画にしたら、かなり変わったものができると思う。観る人の脳ミソをかき回すような映画も観てみたい。
(書店員)
●『ようこそ、わが家へ』小学館文庫 池井戸 潤
普通の人の普通に過ごしている日常の中にひそむ恐怖…。ストーカーによる嫌がらせに、出向先の会社で起きるトラブル。ドキドキしながらも、倉田さんを心から応援せずにはいられない!!映像化したら、倉田さん役は小日向文世さんがいいなー。
(TSUTAYA 佐鳴台店 山田志津香)
●『思い出のとき修理します』集英社文庫 谷瑞恵
昔ながらの商店街、そこで暮らす人々、時計屋の看板、神社、そのどれもが読むそばから色を持って頭の中でどんどん映像になっていく作品。古き良き日本の風景の中で現代の若者が傷を癒しながら前向きに歩いていく過程を、ぜひ大スクリーンで見てみたい。
(ジャック鷲津駅前ブック館 山本幹子)
●『思い出のとき修理します』集英社文庫 谷瑞恵
誰もが持っている、消したくないけれど見たくない想い出。ささいな思い込み、勘違いで、大きくズレてしまった関係。それを少しずつ優しく温かいものに変えていく。寂れた商店街での、不思議を混じえた話で、良かったです。時計屋さんの過去の部分がスピード感があってゾクッとしました。
(マルサン書店仲見世店 土屋由美子)
●『ガラシャ』新潮文庫 宮木あや子
細川ガラシャは大河ドラマなどに脇役としてよく出ますが、主役として映像化したことがあったかといえば「…?」。宮木あや子の『ガラシャ』は妖しい、なまめかしいガラシャです。妖艶なガラシャを見てみたいです。
(マルサン書店仲見世店 荒井浩子)
●『偽りのスラッガー』双葉文庫 水原秀策
野球ミステリー。どう表現するのかみてみたいのと、ユニフォーム姿のイケメンさんをみてみたいです(なんて…)。
(マルサン書店仲見世店 スタッフ)
●『清須会議』幻冬舎文庫 三谷幸喜
え、映像化するのかあ!どおりで頭に場面が浮かぶと思った。楽しみ。
(マルサン書店仲見世店 スタッフ)
●『贅沢な身の上』集英社コバルト文庫 我鳥彩子
少女ライトノベルでも投票可でしたら。ドタバタコメディなアニメ化を希望してます。恋愛王道ギャグ路線で白泉社風なアニメになればいいな~とずっと妄想してます。十二国記や彩雲国物語に比べればずっと阿呆阿呆しいです。
(ジャック鷲津駅前ブック館 内藤沙織)
●『よろこびの歌』実業之日本社文庫 宮下奈都
少女たちの成長がこんなにも美しいとは…。私も女子高出身だけれど、昼休みになるとにぎやかすぎるクラスメイトや汗を流して部活に打ち込む生活をおくっていたので、この少女たちの世界がきらきら光って見えました。ただ悩みがあるというのは同じだったなぁと。物語から聞こえてくるような気がする音楽と歌をきっかけに心をかよわせる少女たちの姿がとても素敵だった。
(ザ・リブレット丸井静岡店 本道ちひろ)
●『キケン』新潮文庫 有川浩
「キケン」って危険のこと?とまずタイトルが気になって手に取りました。読んでみると電気工科大学のサークルのお話でした。主人公がなりゆきで「機械制御研究部」に入部することになって個性的な先輩、とくに部長に振り回されながらもミッションをクリアし、自分も成長していくお話で、ドキドキハラハラしておもしろかったです。
(夢屋書店ピアゴ香貫店 蓮沼薫)
●『バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム』角川ホラー文庫 藤木稟
この1作だけではなく、シリーズ全てを映像化してほしい作品です。バチカンの神父がカトリック教会とは対立的イメージのある化学を用いて、調査依頼を受けた奇跡のタネを明かし、古文書や暗号の解読によって奇跡の裏に潜む真相を解明していく様はエンターテインメント性が多く、キャラクターもしっかりしているので映像化向きだと思います。
(江崎書店小鹿店 スタッフ)
●『不忠臣蔵』集英社文庫 井上ひさし
主人公が、仇討ちに参加しなかった人達なので、今まで見たことのない作品が見れるかなと思ったので。
(県内書店スタッフ)
●『キケン』新潮文庫 有川浩
なんだろう、この作品の魅力は。読後感は抜群にいい。スピード感はここちいい。でもやっぱりキャラなのかなぁ。有体に言えば「生きているキャラ」なのだ。愛すべき馬鹿どもよ!的な。いるいるこんなやつ!わぁ…大変だなこいつ。読中にこぼしてしまうほどの、こいつらへの愛が僕にはある。(上野はやりすぎだけどね。)
(戸田書店掛川西郷店 吉田祐輔)
●サバイバル、かがくるシリーズ(朝日新聞出版)
「おもしろくてためになる」がキャッチワードの通り、学習本として学校で大人気のシリーズ。ただ、お値段が高く、シリーズ全てを持っている子供は限られている。アニメ化でも、映画化でも、どちらでも日本中の子供達が夢中になって楽しめるのではないか。見れば見るほどかしこくなるのだから、家族も嬉しいことこの上ない。出来る事なら、映像化により「誰もが知っている」サバイバル、かがくるシリーズの知識、となってほしいものである。
(県内書店スタッフ)
●『檸檬』角川書店 梶井基次郎
じわじわと心に染み入ってくるような文体が読む人を幻想的な世界へとするりと引きずり込みます。「不完全、不均整の美しさ」を読むことで感じることができる数少ない作品だと思います。
(BOOKアマノ アクト北店 スタッフ)
●『小説 仮面ライダー電王』講談社 白倉伸一郎
仮面ライダーシリーズの書き下ろしでファンとしてはありがたい作品でした。新たな映像として観たいです。
(県内書店 小渕史織)
●『植物図鑑』幻冬舎 有川浩
もうすでに映像化されていると思っていた作品。いつかにドラマであった「きみはペット」を思い起こさせる内容ではあるが、そこをまた違ったニュアンスでドラマなどにしてくれるだろう、と期待。染谷将太、水川あさ美辺りで希望。
(県内書店スタッフ)
●『公家さま同心飛鳥業平』コスミック出版 早見俊
大岡越前、水戸黄門、八丁堀の七人。映像化された捕り物はみんな侍が主人公。でも、この作品はお公家さんが捕り物。読んだ瞬間、配役決まりました。主役、東儀秀樹さんでしょう!! 野村萬斎さんでも嬉しいです。
(戸田書店城北店 髙木春佳)
●『日本アパッチ族』角川春樹事務所 小松左京
発表は1964年で、当時の社会状況を元に作り出されたもうひとつの日本が舞台の小説。なので出てくる社会風俗は古くさいのに、激しい既視感に襲われるほど現代と共通する問題が山のように出て来て、昔の小説を読んでいるような気が全然しない。この作品を映画化するなら今だろうと思った。アクションシーンも満載で、娯楽超大作に仕上げればきっと楽しいと思うんだけど、どうでしょう。ちなみに昔、岡本喜八監督、クレージーキャッツ主演で映画化の企画が持ちあがったが頓挫したらしい。それは見たかったなあ。
(戸田書店リブレ菊川店 赤堀久住)
●『落穂拾い・犬の生活』筑摩書房 小山清
無名な作家である“僕”が、ある日、小さな古本屋を営む少女と出逢い、心の交流を重ねるという表題作『落穂拾い』は、全編に漂う切なさに心打たれずにいられない物語です。この短編にいくつかのエピソードを付け加えれば、2時間ドラマとして成立するのではないでしょうか。
(浜松谷島屋医大売店 高柳俊彦)
●『さよなら、ベイビー』新潮社 里見蘭
引きこもりの青年が赤ちゃんの面倒をみる時の感情がリアルで良かった。ストーリーはおもしろいけど、少しごちゃごちゃしているので映像化してまとめてほしいな…という期待。
(戸田書店江尻台店 山崎圭美)
●『凍りのくじら』講談社 辻村深月
各章にドラえもんの道具名が付けられている、少し不思議なお話です。
(戸田書店江尻台店 スタッフ)
●『本日は、お日柄もよく』徳間書店 原田マハ
結婚式等のスピーチはするほうも聞くほうも頭痛のタネ、といったカンジですが、この本のようなスピーチを実際聞いてみたい、と思いました。妄想キャストは、井上真央と井浦新でしょうか…。
(谷島屋エキマチ店 永井久美)
●『国道沿いのファミレス』集英社 畑野智美
人間の不器用さ、真面目さをこんなにも、痛々しく書いた作品。そして、この著者、畑野智美のデビュー作をもっと多くの人に読んでもらいたい。
(谷島屋エキマチ店 丸林篤史)
●『思い出のとき修理します』集英社 谷瑞恵
内容もさながら、背景がとても美しいものになるのではないか、という期待をこめて、一位に推薦。
(戸田書店リブレ菊川店 飯田妙子)
●『死ぬかと思った』シリーズ アスペクト 林雄司
このバカ話の再現VTRがあればいいなぁと思いました。
(戸田書店リブレ菊川店 横山英彦)
●『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』KADOKAWA 聴猫芝居
ネットゲームのキャラの先にあるモノに期待を持たせてくれる一冊。ソードアートオンラインや、hackで注目されたネットゲームを題材にした作品の新たな代表作と呼べる本です。
(吉見書店竜南店 大髙宏之)
●『半島を出よ!』幻冬舎 村上龍
北朝鮮のコマンドが福岡に攻め入ってくる。それだけでもぐっと魅きつけられるものを感じるが、彼らに対抗するのは政府でも自衛隊でもない。いわば社会から除外された存在を見て見ぬフリをされているような人々なのだが、彼らはコマンドに、非常に毒性の高いハエやムカデやカエルで戦いを挑んでいくのである。これは作中のコマンドの戦闘描写、ラストシーンもさることながら、映像化されたらどんなに衝撃的であろうかと思う。
(戸田書店掛川西郷店 スタッフ)
●『思い出の時とき修理します』集英社 谷瑞恵
恋と仕事、今に疲れた明里が昔の思い出をたどりながら新しい生活(人生)を見つける。それをやさしく見守る時計屋(師)秀司。切なくて温かくて、キュンキュンしてしまう。きっと心がほっこりすることまちがいなし!!
(戸田書店掛川西郷店 スタッフ)
●『製鉄天使』東京創元社 桜庭一樹
鉄を自在に操れる不思議な力を持つ赤緑豆小豆の一代記。“子ども”というフィクションを駆け抜ける女の子のお話です。暴走族ではあるけれど、しっかりと“子ども”を生きなくちゃもったいないかも!と小豆は思わせてくれます。奇想天外な話だけに、映像化することで魅力が増すのではないかと思います。
(戸田書店掛川西郷店 後藤公子)
●『戦都の陰陽師 迷宮城編』角川書店 武内涼
主人公の少女を護る七人の忍び、そのリーダーである青年忍者は「もぬけの術」なる秘伝の忍術をつかう。これによって、この世の誰一人、家族、友人、恋人でさえ、彼の顔を覚えられない(・・・・・・)。「メインキャラ顔出しNG!」な条件(しかも素顔は激レアイケメンときた…)を、どう演出して効果的に映像化するか?!やってみたらおもしろいことになるんじゃないかなあ…。
(戸田書店掛川西郷店 山崎真梨)
●『信長の密偵~首売り丹左~』角川春樹事務所 中谷航太郎
飄々として冷静沈着な丹左、弟達を守りながら目的達成に対する障害を耽々と回避していく肝の座りかたは大したもの。この兄弟の活躍を動画で見てみたいです。
(谷島屋ららぽーと磐田店 スタッフ)
●『美しいこと』講談社 木原音瀬
何か大きな事件が起きるわけではなく、派手なアクションがあるわけでもない。ただ、ひとりの人間が恋に落ち、相手を乞い願うお話です。自分の心の機微さえ持て余してしまう恋という感情に振り回され、それでも相手からの「好き」を求めて必死になったり傷ついたり。恋とはするものではなく落ちるもの、ということを痛烈に思い知る、まさにこれぞ恋愛小説!といえる作品だと思います。
(谷島屋ららぽーと磐田店 馬淵あかり)
●『ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件』幻冬舎 七尾与史
ご当地物。撮影はぜひ浜松で!!
(谷島屋ららぽーと磐田店 富永哲司)
●『オーダーは探偵に・謎解き薫る喫茶店』メディアワークス 近江泉美
連続ドラマにしたら、おもしろそう
(谷島屋浜松本店 スタッフ)
●『献心』中央公論新社 堂場瞬一
大切な娘を殺された刑事の父親。
その苦悩と執念を映像で見てみたい。
(谷島屋浜松本店 鈴木律子)
●『心霊探偵八雲 いつわりの樹』角川書店 神永学
舞台化した作品で、舞台を観に行ったが小説だけでは表現しきれない音や光の演出が加わることでより作品そのものがおもしろくなるなと感じたため。映像化すれば舞台よりもさらに凝った演出で世界観が表現できる気がする。(舞台と同キャストで映像化してもらえたらうれしい)
(谷島屋浜松本店 黒野瑞姫)
●『和菓子のアン』 光文社 坂木司 著
和菓子屋を舞台にしたほのぼのとした物語。登場人物のキャラが立っていて面白く、
映像化したら面白いかなと思う。
(吉見書店長田店 大倉)
●『和菓子のアン』 光文社 坂木司 著
和菓子の魅力を勉強しながら、ほのぼのとしたやさしい気持ちになれます。
(県内書店 スタッフ)
●『和菓子のアン』 光文社 坂木司 著
ユカイな登場人物とミステリ仕立ての構成はそのままに実写映画化希望です!!
おいしそうな和菓子をいーーっぱい出してほしい。
(谷島屋呉服町本店 小泉)
●『和菓子のアン』 光文社 坂木司 著
坂木さんの作品は、物語の舞台になっているのが身近な場所(歯科やデパ地下など)なので、
情景がすぐに浮かびます。「和菓子のアン」は梅本杏子(アンちゃん)→柳原可奈子さんで映像化してほしい。
(ぶっくす三峰 スタッフ)
●『和菓子のアン』 光文社 坂木司 著
和菓子に胸ときめかせる主人公(アンちゃん)の清々しさ。
古くからのいろいろな和菓子の由来になぞられて作られている和菓子と結び付けられた、
ちょっとした謎ときが心地よくて魅力的だ。
(シミズBOOKS 杉田)
●『和菓子のアン』 光文社 坂木司 著
デパ地下の和菓子屋を舞台にした物語。登場人物もかわいらしくて魅力的です。
和菓子のうんちくもあるので、読後はその和菓子を食べたくなります。
(マルサン書店仲見世店 スタッフ)
●『和菓子のアン』 光文社 坂木司 著
和菓子のノウハウや、知識が分かって、なかなかおもしろいじゃん!と思いました。
映像化したら、さぞおいしそうな和菓子がでてくるんだろうな…と思って一位にしました。
キャラクターも、印象的でした。
(TSUTAYA佐鳴台店 杉山)
●『和菓子のアン』 光文社 坂木司 著
個性的ながらも親しみやすいキャラクターがたくさんでてきて、
あっという間に読み終わってしまいました。
また、ストーリーにでてくる和菓子の知識もわかりやすく、楽しかったです。
テンポがいいので、文庫初心者にもおすすめしたい一冊です。
(戸田書店城北店 スタッフ)
●『若様組まいる』 講談社 畠中恵 著
それぞれのキャラクターがいきいきしており、
ミステリーではあるが残酷ではない題材と作品に漂うやわらかでユーモアのある雰囲気が
老若男女に受け入れられるのではないでしょうか。NHKの単発ドラマに合いそう。
(アマノアクト北店 市川)
●「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」KADOKAWA 太田紫織
古い洋館の一室に、古今のあらゆる生物の骨格標本が所狭しと飾られていてその真ん中「どうだい美しいだろう」と子どもみたいに笑う櫻子さんと、呆れ顔の正太郎君という情景が目に浮かぶようだった。骨格標本の骨の白と、櫻子お嬢様の長い黒の髪のコントラストは絵になると思います。
(イケヤ文学館高林店 貝塚知香)
●「オオカミ少女と黒王子」集英社 ココロ直 八田鮎子
もともとコミックから話が好きで、実際にあるような話なので、なったらとても嬉しい。キャストもすごく楽しみ。
(TUTAYA佐鳴台店 スタッフ)
●「黄泉津比良坂、暗夜行路」KADOKAWA 藤木稟
昭和初期の不思議な話をミステリーに仕立てた読み応えがある本です。
(吉見書店外商部 手塚泰弘)
●「孤闘」中央公論新社 上田秀人
己の筋を通して戦国の世を生きた男。その生き様に憧れを覚えます。
(吉見書店竜南店 曽根健太郎)
●「世界一周わたしの居場所はどこにある!?」幻冬舎 ニシイトシヤス
旅エッセイ本であり、海外旅行でおきるトラブルにどのようにどのようにあっていったのか。コントを見ているかのような笑える作品として人へ紹介したい。
(吉見書店竜南店 加藤晃宏)
●「カッコウの卵は誰のもの」光文社 東野圭吾
今でも売れ続けている。東野圭吾の本はハズレがない。
(吉見書店長田店 スタッフ)
●「ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件」幻冬舎 七尾与史
静岡生まれの著者が浜松市を舞台に書いたユーモアミステリー。タイトルで、表紙で、アオリ文で手に取って読んでみたらクセのある1冊にどっぷりハマってしまう方が多いのではないでしょうか。シリーズものなのでドラマ化や映画化がしやすいと思います。ぜひ、見てみたい!
(吉見書店長田店 スタッフ
●『ペンギン・ハイウェイ』角川書店 森見登美彦
読んでいると頭の中で映像が鮮やかに浮かびます。いろいろなものが詰まった大人にも子供にも読んでほしい本です。
(谷島屋書店磐田外商部 渡辺)
●『機密漏洩』文藝春秋 濱嘉之
映像化するとなるとシリーズでという方がいいでしょうか。捜査過程などは細かいし、これが警察という組織のリアルなのかと思わせてくれてグイグイ惹きこまれる。話が少々大きくなりすぎなのかなと思う部分もなくはないが、2~3時間程に纏めるとより楽しめそう。
(県内書店スタッフ)
●『丕緒の鳥』新潮社 小野不由美
十二国記シリーズ12年ぶりの新刊。アニメ全話、原作、全て見てなので、この作品もぜひアニメ化してほしいです!この十二国記という世界観を映像として見てみたいです。
(江崎書店小鹿店 スタッフ)
●『民王』文藝春秋 池井戸潤
今年、夏一番話題になったドラマ「半沢直樹」の原作者、池井戸潤氏による政治コメディ。「半沢直樹」と違った面白さがあり映像化してほしい作品です。
(江崎書店小鹿店 スタッフ)
●『こんな夜更けにバナナかよ』文藝春秋 渡辺一史
介護ボランティアを描くノンフィクション。衝撃を受けた。祝・文庫化。
(戸田書店静岡本店 田中)
●『バイバイ、ブラックバード』双葉社 伊坂幸太郎
テンポよく、スラスラと読める作品です。それはきっと「あのバス」について詳しい描写がないからかもしれません。また、登場人物たちも面白く、特に繭美は強烈なインパクトでした。まさか最後は彼女のことを可愛いと思ってしまうとは…。ぜひ一度読んでみてください。
(戸田書店リブレ裾野店 鈴木)
●『丕緒の鳥』新潮社 小野不由美
実は読んでません。10年位前にBS2でアニメを見てました。いまだにそのアニメの続編を原作を読まずに待ってます。
(戸田書店リブレ裾野店 杉山)
●『コンビニたそがれ堂 空の童話』ポプラ文庫 村山早紀
ちょっと不思議なお話ってみんな好きかなあと思います。風早の街の駅前商店街のはずれに夕暮れ時に行くと古い路地の赤い鳥居が並んでいるあたりで不思議なコンビニを見つけることがある…。都市伝説として聞いたら探してみたくなりますよね。オムニバスなので1話~2話完結くらいでドラマ化されたら良いのになあと思っています。
(吉見書店竜南店 スタッフ)
●『折れた竜骨』東京創元社 米沢穂信
第64回日本推理作家協会賞受賞作。現実に近い「日常の謎」の作品が多い中では珍しい一作。12世紀のヨーロッパを舞台にミステリーなのに冒険しているかのような高揚感と独特なキャラクターが合わさって心を揺さぶられます。魔術や呪いの存在するファンタジーな世界と王道ミステリーとの融合をぜひ目に焼き付けたいです。
(吉見書店竜南店 スタッフ)
●『<完本>初ものがたり』PHP文芸文庫 宮部みゆき
殺伐とした現代だからこそ、茂七親分たち江戸っ子の人情味たっぷりの姿がドラマで見たいです。
(吉見書店竜南店 スタッフ)
●『ちょちょら』新潮文庫 畠山恵
主人公はどちらかというと頼りない人。でも憎めない性格で、読んでいて共感できるところも多くある。また、ちょっとミステリー性もあって、最後まで物語に集中して読むことができる作品。
(県内書店スタッフ)
●『キケン』新潮文庫 有川浩
ラストの見開きの黒板のシーンに鳥肌が立ったので、ぜひ映像で見てみたい!!!
(谷島屋新流通店 水野)
●『植物図鑑』幻冬舎文庫 有川浩
植物図鑑は少し話が現実的ではないですが、純愛モノとして良作です。主人公が最後居なくなってしまうシーンは涙が止まりませんでした。しかし、主人公は戻って来てくれました。二人の愛情は深いんだなと思いました。
(谷島屋新流通店スタッフ)
●『植物図鑑』徳間文庫 仙川環
鳥インフルエンザを題材としている物語です。新型ウイルスが問題視されている今日の世界的現状という観点から、映像化したらリアリティーを追求できる作品だと思ったので薦めます。
(県内書店スタッフ)
●『占星術殺人事件 改訂完全版』講談社文庫 島田荘司
日本のミステリーの誇れる1冊。猟奇的殺人事件と一言では言い切れない。驚くようなトリックと人間模様。犯人の心情に寄り添ってしまうようなエンディング。これが本格推理小説。
(藤枝市立岡部図書館 宮島)
2014年 第3回 静岡書店大賞寸評…小説部門
2014年 第3回 静岡書店大賞寸評…児童書名作部門
2014年 第3回静岡書店大賞寸評…児童書新作部門
2014年 第3回静岡書店大賞寸評…文庫部門
2013年 第2回 静岡書店大賞寸評…「小説部門」
2013年 第2回 静岡書店大賞寸評…「児童書 名作部門」
2014年 第3回 静岡書店大賞寸評…児童書名作部門
2014年 第3回静岡書店大賞寸評…児童書新作部門
2014年 第3回静岡書店大賞寸評…文庫部門
2013年 第2回 静岡書店大賞寸評…「小説部門」
2013年 第2回 静岡書店大賞寸評…「児童書 名作部門」
Posted by 静岡書店大賞SST at 13:09
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