2024年08月31日
第12回 静岡書店大賞について
大変お世話になり、誠にありがとうございます。静岡書店大賞事務局です
今年は河口雅哉事務局長(谷島屋)のもと、昨年同様、ホテルグランヒルズ静岡さんにて、リアルで静岡書店大賞授賞式を行うこととなりました!大会場で「しぞ~か本の日!」として、商談会・懇親会の間に、静岡書店大賞授賞式を開催いたします
第12回 静岡書店大賞の告知ポスター、投票用紙類をWebにアップしました!
実行委員の田中さん、いつもありがとうございます
今年は今までと違い、DropBox を使用しております。
Googleアカウントを求められますが、Googleアカウントがない場合は、画面一番下の「またはダウンロード専用で実行」で、ダウンロード可能です
https://www.dropbox.com/scl/fo/03r86zjsgszephc3rbhq9/AOXv7gXjKrd-QRYgOyQyQ28?rlkey=sitsbz2h8yxy81yvliczlq5wc&st=0mo6xqmy&dl=0
【告知ポスター】
上記URLからPDFをダウンロードのうえ、ご利用くださいませ。
静岡県内の書店さん、図書館さん、告知ポスターはぜひカラーで印刷し、店内、館内に掲示をお願いいたします。そして書店員、図書館員の皆さんに投票を呼びかけていただけたらと思います
【投票について】
上記URLからエクセルシートをダウンロードのうえ、ご利用くださいませ。
※集計に必要なため、ISBNコードをご記入くださいますよう、お願いいたします。
・投票期間…9/15(日)~9/30(月)
<小説、児童書新作、映像化したい文庫>
・投票…書店員、図書館員
・対象…2023年9月1日~2024年8月31日に刊行された本
※小説と映像化したい文庫部門は、ベストセラーは除きます
別紙 応募不可作品(ベストセラー) 一覧をご参照ください。
※大人気で静岡書店大賞も何度も受賞されている ヨシタケシンスケ さんは殿堂入りとし、除きます
<児童書名作部門>
・投票…図書館員さんのみです
「過去11回の受賞作品一覧」もありますので、参考にご覧いただけたらと思います
静岡県内の多くの書店員&図書館員の皆様の投票を心よりお待ちしております
早めにご投票いただけますと大変ありがたいです。よろしくお願いいたします
静岡書店大賞 過去の受賞作を「文学賞の世界」さんがまとめてくださっていますので、ご参照くださいませ
https://prizesworld.com/prizes/various/ssht.htm
<今後の予定>
・8月末~…応募要項、投票書類の配布、Webへのアップ
・9月15日(日)~30日(月)…投票期間
・12月3日(火)…第12回静岡書店大賞 発表
静岡県内書店,図書館でフェア開催
以上、何とぞよろしくお願い申し上げます。
2024年01月26日
第11回静岡書店大賞のご報告
12月5日(火)17:10~18:10、第11回静岡書店大賞授賞式を行いました!4年ぶりのリアル開催初めてホテルグランヒルズ静岡さんにて、以前と同様「しぞ~か本の日!」の一環として、大商談会後、懇親会の前に開催しました。
5階センチュリーにて、まずは大商談会が13:00~16:30まで行われました。102社にご出展いただき、大盛況でした。3時間半と長丁場ですが、全部まわりきれないのが残念、申し訳なかったです。今年も、県内の図書館員さんが参加され、書店員がアテンドをしながらブースをまわりました。外商向け商品のご案内もしていただき、ありがたかったです。ご出展くださった出版社の皆様、本当にありがとうございました。
授賞式開始前の会場!4年ぶりでドキドキです。商談会・懇親会とは別の会場、4階のクリスタルにて、初めて椅子が用意され着席での式、メディアの方々は後ろの方にスタンバイしてくださいました。司会は4年前と同じく、田畑亜希子さん(TSUTAYA BOOKSTORE サントムーン柿田川店)、ステージ補佐役は貝塚知香さん(谷島屋 サンストリート浜北店)、工島明子さん(MARUZEN&ジュンク堂書店 新静岡店)、八木麻美さん(静岡県立中央図書館)です。
まずは事務局長の丸林篤史さん(谷島屋 営業本部)からご挨拶→副賞をご提供くださった株式会社アドライン様に代わり、副事務局長 吉見佳奈子(吉見書店 外商本部)が副賞のご説明を。
第11回静岡書店大賞授賞式にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
今回の事務局長を務めます、谷島屋の丸林でございます。よろしくお願いいたします。
まずはじめに、この授賞式を開催することができました、多くの応援をいただきました、書店員の皆様、そして図書館員の皆様、そしてこの授賞式にご尽力いただきました販売会社の皆様、そして出版社の皆様、本に携わる皆様に実行委員を代表いたしまして、厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。
4年ぶりの授賞式の開催となります。コロナ禍1年休止を挟みまして、去年おととしはSNSで静岡書店大賞を発表いたしました。ですので、この授賞式を行うのは第8回静岡書店大賞以来4年ぶりとなります。1年休みを挟みましたので、第1回から12年経ちました。ひと回りしたんですけども。1回目のことを思い出したら、浜松駅の小さな居酒屋で作家先生を呼んで飲み会をしたのが第1回授賞式。(会場笑い)
気づけば11回目でこういう非常に大きな…皆様と一緒に授賞式を迎えることができるっていうことをただ喜びを感じております。ありがとうございます。
こう12年続けてくると、よく読書離れとか言われるんですけど、そんなことボクはあまり感じていなくて、もちろんいろんなコンテンツがあって、多様化の時代なんで、読書はその中のひとつなんですけども。静岡県では小学校で朝読…朝、読書をしたりだとか、静岡書店大賞なんかもそのひとつの取り組みの中に児童書部門がありますので、小さなこどもたちに本を読んでもらいたいな、そういう素敵な本との出会いをお手伝いしたいな。という思いで静岡書店大賞を始めました。
10年経ちましたのでそういう子どもたちが大きくなって、もちろん小説や児童書だけじゃなくて、そういう子がビジネス書を読んだりだとか、専門書を手に取ってくれたりだとか、実用書を手に取ってくれたりだとか、本に親しむきっかけのひとつに、なってくれているんじゃないかなぁと思っています。これからもそれを続けていきたいなという風に考えております。ぜひ皆様も書店員図書館員のみなさんもこれからも静岡書店大賞にお力添え頂ければと思います。
第11回静岡書店大賞は書店員434名、図書館員171名、合計605名の投票により規定4部門受賞作6作品がすでに決まっております。ただいまよりこちらで発表してまいりますが、すでに情報解禁しておりますので、この時間には静岡県の書店図書館にてフェアが開催されております。皆さんにも書店図書館に足を運んでいただいて、受賞作を手に取っていただければと思います。それでは今から受賞作を発表してまいりたいと思います。
最後に、これまでもこれからも、静岡書店大賞にご理解ご支援いただけましたことを感謝いたしまして、開会の挨拶とさせていただきます。本日はどうぞ、よろしくお願いいたします。
第5回に続き、2回目の事務局長を率先して務めてくださった丸林事務局長、大黒柱です!
続いて、副賞のご紹介へ。
<副賞・・・日本一の富士山グッズのご紹介>
副賞をご提供くださいました企業様が本日お越しになれないため、代わりにご紹介をさせていただきます、吉見書店 吉見佳奈子です。毎年、受賞作家さんに喜んでいただけるご当地静岡の副賞をと考えております。いろいろ探して見つけたのが富士宮市にある富士山ショップの日本一の富士山グッズです。
ご連絡したところ、快く応じてくださり、しかも協賛でご提供いただけることになりました。大変ありがたく、感激いたしました。しかしうっかり者の私は、6つとお伝えしそびれており、届いた時に1つだったため仰天しました。6倍になるわけですから申し訳なさ過ぎてどうしようと泣きそうになりながらお詫びしご相談したところ、5つ追加でご用意しますよとおっしゃってくださり、頭が下がるばかりでした。
11月30日に富士宮のショップにその5つを取りに伺い、社長様と加工事業部リーダーの桑原様にお会いし、直接お詫びとお礼を申し上げることができました。静岡書店大賞のご説明もさせていただき、大変ありがたかったです。ショップもオフィスもとても素敵で、アドライン様の「人と人を結びつける線であり続ける」という企業理念や様々なご提案や地域貢献をされていることにも感銘を受けました。そして雄大な富士山にも驚き、パワーをいただいた感じです。近くで見る富士山は岩肌がくっきりはっきりしていて、筋肉質な感じで圧倒されました。
この富士山ボックスに、静岡書店大賞の名入れをしていただいた富士山ミニミニコーン、富士山不織布バッグ、富士山タオルハンカチ、富士山紙コップ、富士山はがきコレクションが入っております。富士山ミニミニコーンへの名入れは、画数が多く難しい作業だったそうです。おそばに置いていただけましたら幸いです。
それでは、副賞をご提供くださいました株式会社アドライン 代表取締役 古谷直之様からのメッセージを代読させていただきます。
副賞ご提供 株式会社アドライン様より
このたびは、静岡書店大賞授賞式が盛大に開催されましたこと、心よりお喜び申し上げます。
このような素晴らしい会が継続的に開催されることは、これに携わられている様々な方のご尽力による賜物だと思います。私も書籍を愛する静岡県民の一人として、「静岡の灯」を消してはいけないと共感しております。
また今回副賞としてお声がけいただき、心ばかりではありますが、富士山の麓 富士宮市より心を込めて、日本一の富士山グッズを協賛させていただきます。受賞者様の今後のご活躍と、事務局をはじめとする関係者皆様の益々のご発展を祈念しております。この度は、誠におめでとうございます。
株式会社アドライン 代表取締役 古谷直之
株式会社アドライン様、誠にありがとうございました。静岡を象徴する富士山、会場でも大きな存在感をはなちました!
いよいよ発表です!まずは、「児童書 名作部門」から。大賞作は、童心社 いわむらかずおさんの『14ひきのあさごはん』に決定いたしました!いわむらかずおさんは残念ながらご都合がつかず、代わりに童心社 代表取締役社長 後藤修平様にご登壇いただきました。静岡書店大賞 協力委員 青山滋乃さん(静岡県立中央図書館)からトロフィーと副賞を贈呈。後藤様よりひと言をいただきました。
童心社の後藤と申します
皆さんお集まりで本当に緊張しております。少しだけ『14ひきのあさごはん』について説明を差し上げたいですけども、『14ひきのあさごはん』は 1983年の7月の初版で今年で40周年になりました。つい昨日なんですけども、1万8千部の重版を決めまして141刷りで累計141万7千部になりました。
ここ数年ですね、この14匹のシリーズがじわじわ売り上げがあがってきたんですけれども、それはやっぱりここにいらっしゃる書店様や図書館員の皆様が支えてくださったということがもちろんなんですけども、今ですね、子どもたちの生活の中にもITやデジタルがものすごい入ってきて、SNSも小学生でも使いますし、オンラインもやるしっていうそういう状況になっていて、何でもすごいスピードがあがっているような状況なんですけども、そのなかで14匹のような親しい家族だとか親しい人たちと自然の中で季節の移ろいを感じて自然の恵みを受けながら丁寧に暮らしていくっていう、そういうような暮らしがふたたび注目を浴びて求められているんじゃないかなと、私は今感じております。
それでは、いまむら先生からのメッセージを預かってまいりましたので、代読いたします。
<受賞の御礼> いまむらかずお先生より
このたび、『14ひきのあさごはん』が静岡書店大賞「名作部門」の大賞をいただけるとのこと、とてもうれしく思っています。子どもたちと本をつなぐ役割を担っておられるプロである、書店員さん、図書館員さんたちの投票によって選ばれたと知れば喜びはなおさらです。子どもの本の評価は、どれだけ子どもたちに、広く、深く、長く、支持されるかによって決まると思っているからです。
『14ひきのシリーズ』は発刊以来40年が経過し、親から子へ、3代、4代、と読み継がれ、海外でも18か国で翻訳出版され多くの子どもたちが楽しんでくれています。シリーズをロングセラーへと引き上げてくださった皆様に、厚く御礼申し上げます。
先日、私の美術館に来てくれた初対面の2歳の男の子に、いきなり「じーじ、じーじ」と呼ばれ、しばらくすると、私たちはすっかり仲良しになりました。笑みを浮かべ私を見つめる彼の澄んだ目を見たとき、絵本描きの「じーじ」でよかったなと思いました。
いわむらかずお
絵本描きの「じーじ」、14ひきの世界そのもののあたたかな著者 いわむら先生、ありがとうございました。ブログ管理人も、子どもたちが幼い頃、よく読み親しんできましたので、感慨深いです。これからもずっと、読み継がれてほしい名作ですね。
続いて、「児童書 新作部門」の発表に移ります。
「児童書 新作部門』 第3位は、ポプラ社 柴田ケイコさんの『パンダのおさじとフライパンダ』に決定いたしました!柴田ケイコさんは残念ながらご都合がつかず、代わりに ポプラ社 営業ユニット統括マネージャー 原川明さんにご登壇いただきました。静岡書店大賞 実行委員 髙田紗友美さん(マルサン書店 外商部)からトロフィーと副賞の贈呈です。
柴田ケイコさんからのビデオメッセージをご覧いただきます。
このたびは静岡書店大賞 児童書新作部門 第3位を頂き、ありがとうございます。書店の皆様、読者の皆様、選んでいただいた皆様、心から深く感謝いたします。
この「パンダのおさじとフライパンダ」は手のひらサイズのパンダが自分を励ましてくれる存在で、そういうお話を作れたらいいなと思って描き上げていきました。あと、盛り上がりの“フライパンのフタを開けてみると”っていうところ、料理をしながらイメージが膨らんで作り上げていきました。そのようなストーリーで、皆さんの心にちょっとでも楽しくて、おいしそうで、そういうお話が作れたっていうのは、とても私も幸せに感じております。
これからも絵本を通じて、面白くて楽しい世界を皆さんに届けていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
『パンどろぼうVSにせパンどろぼう』が前々回2021年の第9回静岡書店大賞 児童書新作部門 大賞を受賞された柴田ケイコさん、大注目の作家さんです!締めくくりに、お隣のネコちゃんの頭も下げていらしたのがとてもかわいらしく、微笑んでしまいました。
続きまして児童書新作部門 第2位は、KADOKAWA ヨシタケシンスケさんの『メメンとモリ』に決定いたしました!ヨシタケさんはご都合がつかず欠席で残念ですが、KADOKAWA 出版営業局 書店営業部 富澤瑳紀さんへ、静岡書店大賞 実行委員の鈴木祐輔さん(戸田書店 リブレ菊川店)からトロフィーと副賞を贈呈。
ヨシタケシンスケさんからのビデオメッセージをご覧いただきます。
こんにちは。絵本作家のヨシタケシンスケです。
今回はこの「メメンとモリ」が静岡書店大賞 児童書新作部門の第2位を頂いたということで、本当にありがとうございます。いつも静岡書店大賞さんにはたくさんいい思いをさせていただいております。今回もたくさんすすめていただいたということで、2位をいただくことができました。ありがとうございます。今日ちょっとどうしても用事があって、そちらにお伺いできなくてビデオでの参加で申し訳ございません。
そういったわけで、この本はすごくこう…なんていうのかな、普段考えている、何のために生きてるんだろうか?とか、思い通りにならなかった時って、どうやって考えていればいいんだろうか?とか、普段ボクが考えていることを割とそのまんまエッセイっぽい形で本にまとめたものです。ちょっと小っちゃい子が読むとキョトンとする話が多いんですけれども。いろんな方がこれどういう意味なんだろうなと思いながら読んでくれると嬉しいなと思って描いた本です。
ぜひいろんな方に読んでもらって、なんだろう?とキョトンとしていただけると嬉しいかなと思います。これからもまたいろいろ本を描いていきたいなと思うので、今後ともどうか興味を持っていただけるとありがたいです。
このたびは2位ということで、たくさんいただきましてありがとうございます。絵本作家のヨシタケシンスケでした。
歴代の静岡書店大賞で、数多くの受賞をされてきたヨシタケシンスケさん、今年2024年1月16日(土)~2月12日(月・祝)、静岡市清水文化会館マリナートにて「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が開催されています!お子さん連れのご家族が大勢来場されていて大人気!いつも静岡にお心を寄せてくださり、感謝しています。
そして児童書 新作部門 第1位は!白泉社 田中達也さんの『おすしがふくをかいにきた』に決定いたしました!静岡書店大賞 実行委員 田中寛行さん(谷島屋 ららぽーと磐田店)より、トロフィーを贈呈。田中つながりです♪
こんにちは ミニチュア写真家の田中達也です。このたびは静岡書店大賞児童書新作部門大賞をいただき、ありがとうございます。
僕は鹿児島に住んでいるんですけれども、鹿児島にはこういう大きな書店の賞みたいなものがなくて、これだけたくさんの方に集まっていただく静岡県が、すごくうらやましいなと感じておりました。
僕は『見立て』と言って何かを何かに変換するという作品を、毎日SNSにアップしています。今この会場を見ていても、横並びにすごい沢山の人が並んでいるので、パソコンノキーボードみたいに見えてくるんですね。(会場笑い)そういう発想が色々と働くんですけれども。
今回の「おすしがふくをかいにきた」という本はですね、その中でも擬人化といって、日常にある物が人に見えてくる。みたいな発想で作ったものになります。なので例えば、この発想で静岡にあるゆかりのもので……例えばさわやかにあるハンバーグで考えるとですね、日焼けをしに来た人に見えたりですね。(会場笑い) あとは緑茶の中に浮いている葉っぱが、泳いでいる人に見えたりですね。
そういうような、発想が働く本になっていますので、この本を読んだ後にいろいろ日常の中で楽しい発想を広げていただけるといいなと、思っております。このような発想を静岡の方にもっと知って頂けるいい機会になったと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。ありがとうございます。
鹿児島から静岡へお越しくださり、感謝感激です!!2022年6月10日~7月10日、静岡市清水文化会館マリナートで『MINIATURE LIFE展2(ミニチュアライフ)』が開催され、書店員も多く訪れました。毎日のようにアップされるInstagramの投稿を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。泉のように常に湧いてこられる発想力と表現力、すごすぎます!とてもお優しく、懇親会でイラスト入りサインを描いてくださったり、本当に嬉しかったです。
続きまして、映像化したい文庫部門。大賞作は、KADOKAWA 榛名丼(はるなどん)さんの『レプリカだって、恋をする。』です!静岡書店大賞 実行委員の溝口晴香さん(未来屋書店 浜松市野店) からトロフィーと副賞を贈呈です。
こんにちは、はじめまして。榛名丼(はるなどん)と申します。
「おかしい名前だね」とよく言われるのですが、榛名丼の丼の由来は「お弁当どんどん」の“どん”になります。(会場笑い) この名前の通り、私は静岡県静岡市の出身になります。そんな私が、静岡書店大賞という場でこのような賞を頂戴することができて、本当にうれしく思っております。
今回受賞させていただいた『レプリカだって恋をする』というお話なんですけども、こちらは一人の高校生の女の子がいて、その子がある日突然自分の“分身体”を生んでしまう。それで、その子が身代わりとして学校生活を送るうちに、同じクラスのクラスメイトの男の子に恋をしてしまうというお話です。(言葉が詰まる) すみません、緊張して……こんなにたくさん人がいるとは思っていなかったので。(会場笑い)
こちらのお話の舞台自体が、静岡市の用宗になっておりまして。用宗をはじめとして、静岡駅ですとか、松坂屋静岡店、あとは日本平動物園といった県内にお住まいの方でしたらなじみ深い場所っていうのがたくさん作品の中に登場します。最後になりますけれども、今回静岡の書店員の皆様や図書館員の皆様にこうして素敵な賞に選んでいただいたということは、わたしにとっても強い自信につながりました。
(言葉が詰まる)ちょっとお待ちを……。(会場笑い) まだまだ若輩者なんですけれども、レプリカだって恋をするはシリーズ化しておりまして、第3巻が3日後の12月8日に発売の予定となっております。それも含めましてこのままたくさんいろいろなお話を書いていって、またぜひこういった素敵な場によんでいただけるよう、頑張っていきたいと思います。このたびは本当にありがとうございました。
静岡市にお住まい、まさに地元作家さんの榛名丼さん、おめでとうございます!榛名丼さんの丼(どん)は、静岡人なら誰もが知る「お弁当どんどん」の「どん」だったとは(笑) 「お弁当どんどん」さんは、第8回静岡書店大賞に副賞をご提供くださり、お世話になりました。主人公は自転車通学をしており、本当に身近に感じます。胸がいっぱいになっていらしたお姿、緊張と喜びが伝わり、ますます応援したくなりました。第2巻、第3巻もおすすめしてまいります!
そしていよいよ最後は小説部門 大賞!新潮社 宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』に決定いたしました!静岡書店大賞 実行委員 栁下博幸さん(吉見書店 竜南店)より、トロフィーと副賞を贈呈。
膳所から来ました、宮島未奈です。よろしくお願いします。(拍手)このたびは栄えある静岡書店大賞をいただきまして、誠に光栄です。
私は、静岡県富士市で生まれ育ったので、本当に故郷に錦を飾ることができて、とっても嬉しいです。
私は2021年に女による女のためのR-18文学賞を受賞したんですけれど、そのころはコロナによる制約が多くてですね、授賞式は新潮社の会議室で10名ほどのクローズドな環境でやったものですから、今日はこのように大勢の人に祝っていただいて、本当に喜びもひとしおでいます。
『成瀬は天下を取りにいく』の主人公の成瀬あかりは、コロナ禍による制約のもと、西武大津店に通うというチャレンジをするんですけれども、それはコロナで…コロナがあったからこそ成瀬が生まれたのは事実なんですけれど、それを私は良かったとはあまり思っていなくて、やっぱりR-18文学賞の授賞式もやっぱりみんなに祝って欲しかったなとか。何かそういうような、何かちょっと寂しい思いは、またこれからもきっと抱えていくものだと思っているんです。
でも、『成瀬は天下を取りにいく』をとても多くの人に読んでいただいたことによって、その気持ちが共有できたというか、コロナ禍による悔しさとか悲しさとか、そういう戸惑いとか、そういった物が共有できたのかな。っていう風に思っています。
『成瀬は天下を取りにいく』の第一話の「ありがとう西武大津店」は2020年の話なんですけれど、わずか3年前のことなのに、とっても昔のことのように感じるんですね。だからこれがまた、5年10年と読み継がれていくにつれて、また違った印象を持つ作品になっていくんじゃないかなと思って、とても楽しみにしています。
来年の1月24日には、『成瀬は天下を取りにいく』の続編となる、『成瀬は信じた道をいく』が発売になります。一足先に読んでいただいた方たちからは、とても面白かったと好評いただいておりますので、私としても発売ととても楽しみにしているところです。ぜひ静岡の書店さんにおかれましても、「成天(なるてん)」 と 「成信(なるしん)」 を並べて置いていただけたらとてもうれしいです。
本日は本当にありがとうございました。
ユニフォーム姿で、主人公の成瀬を思わせる、地元 富士市出身の宮島さん!「膳所から」ようこそ!でした!しぞ~か愛あふれる掌編も最高で大感激です。まさか成瀬と島崎と静岡に凱旋してくださるとは!掌編に登場した地元の老舗菓子店さんも店舗で『成瀬は天下を取りにいく』の販売をしてくださったんです。地元メディアも盛り上がりました。続編『成瀬は信じた道をいく』も、さらに面白く、さらなる続編が楽しみでなりません。ずっと成瀬を見ていたい、そう思うファンがどんどん増えていくに違いないです♪
4部門6作品、すべての受賞作が決定しました!次期事務局長 河口雅哉さん(谷島屋 三方原店・本沢合店)が閉式のご挨拶。
ご紹介いただきました、第12回事務局長を務めさせていただきます、谷島屋の河口と申します。よろしくお願いいたします。
まずは、本日受賞された作家の先生方、誠におめでとうございます。本日より我々、書店員 図書館員あるいはメディアの方の力をお借りし、県民読者の皆様に素晴らしい本の情報を発信してまいります。何とぞお力添えのほどをよろしくお願いいたします。
えー…開会の挨拶で丸林事務局長が挨拶をしていただきましたが…示し合わせたかのように内容がまる被りでして…(会場笑い)この短時間でさて、どうしようかと思っておりますが。
この4年ぶりのリアル開催、我々実行員も含め、皆様もお待ちいただいたかと思います。商談会の際もですね、多くの皆様に「やっぱり12月の静岡はこれがないと始まらないよね」というお言葉をたくさんいただきました。これは我々実行委員にとってこの上ないお言葉だと思っております。ありがとうございます。やはりこの3年間授賞式ができなかったこと、また、SNSでの発表、やはりこれには限界があったことをいろいろと考えさせられる3年間でございました。ただ今回リアルで開催できるということ、このリアル開催の意義ということを、今回改めて実感しております。
書店・図書館の皆様、そして出版社の皆様、取次店様、そして、本日受賞された作家の皆様、我々すべて本でつながっております。今度はこの静岡書店大賞を機に、読者の皆さんとつながりを持って行く大きなチャンスだと思っておりますので、なにとぞ皆様のお力添えをいただきまして、この会をさらに発展、成長させていきたいと思っております。何とぞお力添えよろしくお願いいたします。
簡単ではございますが、私の閉会の挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。
第4回静岡書店大賞の事務局長を務めてくださり、授賞式の台本作成をずっと担当してくださっている河口さん。いつも穏やかでホッとします。河口さんを中心に、来年も皆で力を合わせて開催できますよう、よろしくお願いいたします。
すべての受賞作が決定し、受賞作家さんが前方へ!そして、書店員・図書館員の方々も一緒に恒例の記念撮影を行いました。その後、受賞作家さんの囲み取材が行われていました。
続いての懇親会は、先ほどの商談会と同じく5階のセンチュリー会場へ。取次さんが受付をしてくださり、感謝です。司会は以前と同様、静岡書店大賞 実行委員の山本明広さん(BOOKアマノ布橋店)。開会の挨拶は「しぞ~か本の日!」実行委員長 吉見光太郎(静岡県書店組合 理事長)より。
ただいまご紹介いただきました吉見でございます。皆さま本日は師走に入りましたお忙しい中に静岡にお集まりいただき、また遠方からお越しいただいている方もいらっしゃり、誠にありがとうございます。
新型コロナウイルスの感染がまん延してからは、静岡書店大賞はリモートで行ってきておりましたが、書店商談会とこの合同懇親会におきましては、2019年以来、実に4年ぶりの開催となります。
東京や大阪のような大都市ではない地方都市の静岡に、このような多くの皆様にお集まりいただき、盛大に開催できることは大変嬉しく、感謝の念にたえません。
私は実行委員長という肩書ではありますが、実際には日本出版販売静岡支店、トーハン静岡支店、そして静岡書店大賞の実行委員の各書店の皆さまが日々の業務でお忙しい中に開催に向けてご尽力いただいたからこそ実現できたことでございます。準備に関られました全ての方に感謝申し上げます。
さて静岡書店大賞は、図書館員の皆さまにもご協力いただいておりまして、全国でもたぐいまれな賞でございます。図書館員の皆さまにおかれましてもご協力いただき感謝申し上げます。図書館様には、年間を通して多くの本を購入していただいています。本日ご参加いただいております出版社の書籍は、必ずや購入されて蔵書されていますので、我々書店と共に今後とも情報交換等していただければ嬉しく思います。
本日静岡書店大賞を受賞された作家の先生皆さま、出版社の皆さま、このたびは誠におめでとうございます。昨今本の売上が悪い、書店がどんどん減っているとニュースにもなっておりますが、静岡県内では、ショッピングセンター内の書店等、売上が昨年を上回っているお店もあると聞いております。受賞された書籍を静岡県の書店が一体となって販売していく所存です。
本日このような皆で集まれる機会はなかなかありませんので、この懇親会では、日ごろお話しできない方とお話ししていただき、より多くの情報交換を行なっていただきたいと思います。
一人でも多くの読者が増えていくようになることを願い、そして今年一年がもうすぐ終わってしまうということは考えられない速さでしたが、皆さま良い年を迎えられますようお祈り申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございます。
続きまして、ご来賓を代表しまして、静岡県立中央図書館 館長 柴雅房さまにご挨拶をいただきました。
皆さん こんばんは。静岡県立中央図書館の柴でございます。ご指名をいただきましたので、僭越ながら挨拶をさせていただきます。
えー…こんなに人が多いとは思わなかったというのが(会場笑い)、正直なところでございます。
まずは4年ぶりの「しぞ~か本の日・静岡書店大商談会」そして4年ぶりにリアルな形での「静岡書店大賞授賞式」こちらの開催誠におめでとうございます。
私たち図書館関係者もこのイベントに関われたことを誠にうれしく感じております。出版社さんのブースをまわりながら、本の魅力それから皆様の本に対する熱い思い、これをひしひしと感じたところでございます。
書店大賞の受賞作品については、個人的にも読ませていただきました。いずれも魅力的な作品で、ぜひ多くの方に読んでもらいたいと思っております。個人的にはですね、宮島さんの「成瀬は天下を取りに行く」の中の、「ありがとう西武大津店」これがツボにはまりまして、何度読んでも笑えました(会場笑い)。……こういう読み方で、宮島さんよろしいでしょうか?(会場笑い) ありがとうございます。
昨今ですね、書籍を取り巻く環境は厳しいものがございます。図書館は書店様、出版社様、取次店様、そのほか多くの方々と手を携えて読書の魅力を伝え、ひいては活字文化を支えていきたいと、考えております。静岡書店大賞はまさにその一つかと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
館長さん、受賞作を全部お読みくださったとのこと、もう本当にありがたいです。歴史の専門家(近世都市史・農村史がご専門)で、ご自身も『静岡水物語―新史料で読み解く駿府用水―』を出版されています。商談会では積極的に出版社さんブースをまわられ、そのお姿に感動いたしました。ご立派な先生でいらっしゃるのに、かわいらしい(畏れ多いですが)館長さん、心和むお話、ありがとうございました。
いよいよ乾杯です。ご発声を、童心社 代表取締役社長の後藤修平さまにしていただきました。
児童書名作部門をくださいまして、本当にありがとうございます。今日のこの日をご準備された皆さんに深く心より敬意を表します。
少しだけしゃべりますと、コロナ禍を経てですね、非常に出版書店業界は厳しいということになっていまして。童心社も例に漏れずなんですけども。
この前ですね、ある書店さんとちょっと話したのですが、そうはいってもですね、コロナ禍の時は、何もしなくても児童書がバンバン売れて今思うと夢のようだと嘆いておられたのですが、その時にですね、書店さんと確認したのは巣ごもり需要の時にはっきりわかったと思っているんですけれども、世の中の子育てしていらっしゃる若いお父さんお母さんや関係するような人は、やっぱり時間があればゆっくり子どもと本を読みたいというのは、本当にそう思っているんだなというのが明らかになったな。これだけは絶対に確実に分かったことだと、私は思っております。(会場拍手)それでですね…あっ、拍手ありがとうございます。(会場笑い)
それで、私の身近な人でもいますけども、自分は本を読まないっていう人でも、子どもには良い本をたくさん読んでもらいたいっていう人は本当にたくさんたくさんいらっしゃるんですね。そういうお客さん読者を信じて前に進んでいきましょうっていうようなことを、その書店さんと確認いたしました。
それは今いろいろ戦争とかがあってひどい世の中ですけど、やっぱり自分の子どもには良い人生を送ってほしいっていう切なる願いが、そこにその願いと本を読んでほしいという思いは一緒のものなんじゃないのかと、私は思っております。
私は本屋さんが大好きで、毎日最寄りの本屋さんに寄って、お店を一周して帰るぐらいなんですけど、本屋さんには何時間でもいられます。それで私は書店人さん図書館人さんっていうのはどういう人なのかなっていうのをよく考えるのですけど。やっぱり毎日毎日ですね、どんどん出てくる本を自分の目で見て、手で触っていらっしゃる人だと私は思います。そこがつい自社の本ばかり見てしまう出版社の私みたいなものとはやっぱり違う人だなぁと思っております。そういう人たちが選んでくれた賞っていうのは、どんなものなのかと思うと、やっぱりこれだけ力のある賞っていうのは無いんじゃないかって私は思っております。
ちょっと童心社の話をすると、静岡書店大賞ですね、新刊じゃない名作部門っていうのがある本当に珍しい賞だと思うんですね。それで、童心社のロングセラーにおいて、この賞もらえるかなって、ずーっと実は思っておりまして。このたび本当にもらえて、ほんっととにうれしいです!本当にありがとうございます。ということで、長くなりましてすみません。
お集まりの皆様のご健康と益々のご発展、それと静岡書店大賞、これらがもっともっと読者の皆様、お客様に愛されて盛り上がっていきますことを、心から願いお祝いして乾杯したいと思います。
それでは皆さん、元気によろしくお願いいたします。乾杯!
本屋さんが大好きで毎日寄られてから帰るという後藤社長、「名作部門」がある静岡書店大賞は珍しく、この賞をもらえるかなと思っていてくださり、受賞を大変お喜びくださって、実行委委員一同、ありがたくてなりません。この賞は、図書館員さんの投票で決まります。意義深い賞であることを改めて実感しました!
締めの挨拶は、静岡書店大賞 創設者で初代事務局長の高木久直さん(高久書店)より。
えーっ…締めの挨拶を頼まれましていろいろ考えてきたんですけど、来年からちょっと断らないといけないかなと、ちょっと酔っぱらいすぎたんですね。(会場笑い)
何をしゃべったらいいのかなという思いもあるのですが、ちょっと脳みそをフル回転させてお話させていただきます。改めまして皆さん、走る本屋さん高久書店の高木です。(会場拍手)
この暮れの…師走のクソ忙しいときに(会場笑い)ここ静岡に全国の…全国からですよ、出版業界の皆様がこれだけ多く集まられたということ、本当に感謝の念にたえません。改めて実行委員会から、心から感謝を申し上げたいと思います。皆様本当にありがとうございます。(会場拍手)
実は4年前の今日この場でやはり私は締めのスピーチをさせていただきました。その時最後になんて言ったかというと、それまで勤め上げた企業書店を辞めて、独立開業をして町の小さな本屋をやってみたい。本当に本屋はダメなのか?チャレンジします。そう申し上げてこのスピーチを締めました。
今日4年経って…あれから4年の今日。私は今、ここに再び来ることができました。書店を、本屋を、4年間やってくることができたんです。希望がないことなんてありません。やりようはきっとあると信じて歩んできました。
本当に本屋をやればやるほど書店員の時とは違って、経営者という立場になって「あぁ、本屋ってなんか大変だよね、きついよね、苦しいよね。何より儲かんないよね」身をもって毎日のように思いました。
けれどもそれ以上に、本屋はやっているとめちゃくちゃ楽しいんです。本当に面白いんです。死ぬまで続けたいなって思うんです。なんなんでしょうこのワケのわからない魅力って。わかります?皆さん。そんな底なしの魅力っていうのは、源はどこにあるのかっていうと、やっぱり本なんですよね。本。
つまり我々は、本の一番近くにいるプロとして、図書館でもないよ、本屋でもないよ、ボーダーないよ。そういうものを全部飛び越えてこれから先、未来永劫本の魅力というものを伝え続けていくしかないんじゃないでしょうか。
来年もここで皆様にこうしてお会いできることを夢見ていますし、静岡の書店図書館のみんなが県民読者に向かって、あるいは全国に向かって、発信をして魅力を伝えていこうと思っています。
本当に皆さん今日はお忙しい中、静岡にお集まりいただきありがとうございました。短いですが挨拶に代えさせていただきます。
静岡書店大賞 創設者の高木さんのお言葉、いつも心に響き、糧となります。やはり締めは、高木さんでなくては!高木さんの言葉を楽しみに来られる方もいらっしゃいますしね。
懇親会後、委員で集合し記念撮影。新たな委員も加わり、パワーアップして嬉しいです!
最後まで募金にご協力くださいました皆様、本当にありがとうございます。中には、委員の代わりに募金箱を持ってまわってくださった出版社さんも!ずっと受付などをしてこの会を運営してくださった取次の皆様、ホテルグランヒルズ様にも大変お世話になりました。頭が下がるばかりです。4年ぶりのリアル開催、皆様のおかげで感動でいっぱいの一日となりました。心より感謝申し上げます。第11回静岡書店大賞も、素晴らしい受賞作品ばかり、県内書店・図書館で力を入れて販売・宣伝をしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
※ブログでのご報告が遅くなり、申し訳ございませんでした。
5階センチュリーにて、まずは大商談会が13:00~16:30まで行われました。102社にご出展いただき、大盛況でした。3時間半と長丁場ですが、全部まわりきれないのが残念、申し訳なかったです。今年も、県内の図書館員さんが参加され、書店員がアテンドをしながらブースをまわりました。外商向け商品のご案内もしていただき、ありがたかったです。ご出展くださった出版社の皆様、本当にありがとうございました。
授賞式開始前の会場!4年ぶりでドキドキです。商談会・懇親会とは別の会場、4階のクリスタルにて、初めて椅子が用意され着席での式、メディアの方々は後ろの方にスタンバイしてくださいました。司会は4年前と同じく、田畑亜希子さん(TSUTAYA BOOKSTORE サントムーン柿田川店)、ステージ補佐役は貝塚知香さん(谷島屋 サンストリート浜北店)、工島明子さん(MARUZEN&ジュンク堂書店 新静岡店)、八木麻美さん(静岡県立中央図書館)です。
まずは事務局長の丸林篤史さん(谷島屋 営業本部)からご挨拶→副賞をご提供くださった株式会社アドライン様に代わり、副事務局長 吉見佳奈子(吉見書店 外商本部)が副賞のご説明を。
第11回静岡書店大賞授賞式にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
今回の事務局長を務めます、谷島屋の丸林でございます。よろしくお願いいたします。
まずはじめに、この授賞式を開催することができました、多くの応援をいただきました、書店員の皆様、そして図書館員の皆様、そしてこの授賞式にご尽力いただきました販売会社の皆様、そして出版社の皆様、本に携わる皆様に実行委員を代表いたしまして、厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。
4年ぶりの授賞式の開催となります。コロナ禍1年休止を挟みまして、去年おととしはSNSで静岡書店大賞を発表いたしました。ですので、この授賞式を行うのは第8回静岡書店大賞以来4年ぶりとなります。1年休みを挟みましたので、第1回から12年経ちました。ひと回りしたんですけども。1回目のことを思い出したら、浜松駅の小さな居酒屋で作家先生を呼んで飲み会をしたのが第1回授賞式。(会場笑い)
気づけば11回目でこういう非常に大きな…皆様と一緒に授賞式を迎えることができるっていうことをただ喜びを感じております。ありがとうございます。
こう12年続けてくると、よく読書離れとか言われるんですけど、そんなことボクはあまり感じていなくて、もちろんいろんなコンテンツがあって、多様化の時代なんで、読書はその中のひとつなんですけども。静岡県では小学校で朝読…朝、読書をしたりだとか、静岡書店大賞なんかもそのひとつの取り組みの中に児童書部門がありますので、小さなこどもたちに本を読んでもらいたいな、そういう素敵な本との出会いをお手伝いしたいな。という思いで静岡書店大賞を始めました。
10年経ちましたのでそういう子どもたちが大きくなって、もちろん小説や児童書だけじゃなくて、そういう子がビジネス書を読んだりだとか、専門書を手に取ってくれたりだとか、実用書を手に取ってくれたりだとか、本に親しむきっかけのひとつに、なってくれているんじゃないかなぁと思っています。これからもそれを続けていきたいなという風に考えております。ぜひ皆様も書店員図書館員のみなさんもこれからも静岡書店大賞にお力添え頂ければと思います。
第11回静岡書店大賞は書店員434名、図書館員171名、合計605名の投票により規定4部門受賞作6作品がすでに決まっております。ただいまよりこちらで発表してまいりますが、すでに情報解禁しておりますので、この時間には静岡県の書店図書館にてフェアが開催されております。皆さんにも書店図書館に足を運んでいただいて、受賞作を手に取っていただければと思います。それでは今から受賞作を発表してまいりたいと思います。
最後に、これまでもこれからも、静岡書店大賞にご理解ご支援いただけましたことを感謝いたしまして、開会の挨拶とさせていただきます。本日はどうぞ、よろしくお願いいたします。
第5回に続き、2回目の事務局長を率先して務めてくださった丸林事務局長、大黒柱です!
続いて、副賞のご紹介へ。
<副賞・・・日本一の富士山グッズのご紹介>
副賞をご提供くださいました企業様が本日お越しになれないため、代わりにご紹介をさせていただきます、吉見書店 吉見佳奈子です。毎年、受賞作家さんに喜んでいただけるご当地静岡の副賞をと考えております。いろいろ探して見つけたのが富士宮市にある富士山ショップの日本一の富士山グッズです。
ご連絡したところ、快く応じてくださり、しかも協賛でご提供いただけることになりました。大変ありがたく、感激いたしました。しかしうっかり者の私は、6つとお伝えしそびれており、届いた時に1つだったため仰天しました。6倍になるわけですから申し訳なさ過ぎてどうしようと泣きそうになりながらお詫びしご相談したところ、5つ追加でご用意しますよとおっしゃってくださり、頭が下がるばかりでした。
11月30日に富士宮のショップにその5つを取りに伺い、社長様と加工事業部リーダーの桑原様にお会いし、直接お詫びとお礼を申し上げることができました。静岡書店大賞のご説明もさせていただき、大変ありがたかったです。ショップもオフィスもとても素敵で、アドライン様の「人と人を結びつける線であり続ける」という企業理念や様々なご提案や地域貢献をされていることにも感銘を受けました。そして雄大な富士山にも驚き、パワーをいただいた感じです。近くで見る富士山は岩肌がくっきりはっきりしていて、筋肉質な感じで圧倒されました。
この富士山ボックスに、静岡書店大賞の名入れをしていただいた富士山ミニミニコーン、富士山不織布バッグ、富士山タオルハンカチ、富士山紙コップ、富士山はがきコレクションが入っております。富士山ミニミニコーンへの名入れは、画数が多く難しい作業だったそうです。おそばに置いていただけましたら幸いです。
それでは、副賞をご提供くださいました株式会社アドライン 代表取締役 古谷直之様からのメッセージを代読させていただきます。
副賞ご提供 株式会社アドライン様より
このたびは、静岡書店大賞授賞式が盛大に開催されましたこと、心よりお喜び申し上げます。
このような素晴らしい会が継続的に開催されることは、これに携わられている様々な方のご尽力による賜物だと思います。私も書籍を愛する静岡県民の一人として、「静岡の灯」を消してはいけないと共感しております。
また今回副賞としてお声がけいただき、心ばかりではありますが、富士山の麓 富士宮市より心を込めて、日本一の富士山グッズを協賛させていただきます。受賞者様の今後のご活躍と、事務局をはじめとする関係者皆様の益々のご発展を祈念しております。この度は、誠におめでとうございます。
株式会社アドライン 代表取締役 古谷直之
株式会社アドライン様、誠にありがとうございました。静岡を象徴する富士山、会場でも大きな存在感をはなちました!
いよいよ発表です!まずは、「児童書 名作部門」から。大賞作は、童心社 いわむらかずおさんの『14ひきのあさごはん』に決定いたしました!いわむらかずおさんは残念ながらご都合がつかず、代わりに童心社 代表取締役社長 後藤修平様にご登壇いただきました。静岡書店大賞 協力委員 青山滋乃さん(静岡県立中央図書館)からトロフィーと副賞を贈呈。後藤様よりひと言をいただきました。
童心社の後藤と申します
皆さんお集まりで本当に緊張しております。少しだけ『14ひきのあさごはん』について説明を差し上げたいですけども、『14ひきのあさごはん』は 1983年の7月の初版で今年で40周年になりました。つい昨日なんですけども、1万8千部の重版を決めまして141刷りで累計141万7千部になりました。
ここ数年ですね、この14匹のシリーズがじわじわ売り上げがあがってきたんですけれども、それはやっぱりここにいらっしゃる書店様や図書館員の皆様が支えてくださったということがもちろんなんですけども、今ですね、子どもたちの生活の中にもITやデジタルがものすごい入ってきて、SNSも小学生でも使いますし、オンラインもやるしっていうそういう状況になっていて、何でもすごいスピードがあがっているような状況なんですけども、そのなかで14匹のような親しい家族だとか親しい人たちと自然の中で季節の移ろいを感じて自然の恵みを受けながら丁寧に暮らしていくっていう、そういうような暮らしがふたたび注目を浴びて求められているんじゃないかなと、私は今感じております。
それでは、いまむら先生からのメッセージを預かってまいりましたので、代読いたします。
<受賞の御礼> いまむらかずお先生より
このたび、『14ひきのあさごはん』が静岡書店大賞「名作部門」の大賞をいただけるとのこと、とてもうれしく思っています。子どもたちと本をつなぐ役割を担っておられるプロである、書店員さん、図書館員さんたちの投票によって選ばれたと知れば喜びはなおさらです。子どもの本の評価は、どれだけ子どもたちに、広く、深く、長く、支持されるかによって決まると思っているからです。
『14ひきのシリーズ』は発刊以来40年が経過し、親から子へ、3代、4代、と読み継がれ、海外でも18か国で翻訳出版され多くの子どもたちが楽しんでくれています。シリーズをロングセラーへと引き上げてくださった皆様に、厚く御礼申し上げます。
先日、私の美術館に来てくれた初対面の2歳の男の子に、いきなり「じーじ、じーじ」と呼ばれ、しばらくすると、私たちはすっかり仲良しになりました。笑みを浮かべ私を見つめる彼の澄んだ目を見たとき、絵本描きの「じーじ」でよかったなと思いました。
いわむらかずお
絵本描きの「じーじ」、14ひきの世界そのもののあたたかな著者 いわむら先生、ありがとうございました。ブログ管理人も、子どもたちが幼い頃、よく読み親しんできましたので、感慨深いです。これからもずっと、読み継がれてほしい名作ですね。
続いて、「児童書 新作部門」の発表に移ります。
「児童書 新作部門』 第3位は、ポプラ社 柴田ケイコさんの『パンダのおさじとフライパンダ』に決定いたしました!柴田ケイコさんは残念ながらご都合がつかず、代わりに ポプラ社 営業ユニット統括マネージャー 原川明さんにご登壇いただきました。静岡書店大賞 実行委員 髙田紗友美さん(マルサン書店 外商部)からトロフィーと副賞の贈呈です。
柴田ケイコさんからのビデオメッセージをご覧いただきます。
このたびは静岡書店大賞 児童書新作部門 第3位を頂き、ありがとうございます。書店の皆様、読者の皆様、選んでいただいた皆様、心から深く感謝いたします。
この「パンダのおさじとフライパンダ」は手のひらサイズのパンダが自分を励ましてくれる存在で、そういうお話を作れたらいいなと思って描き上げていきました。あと、盛り上がりの“フライパンのフタを開けてみると”っていうところ、料理をしながらイメージが膨らんで作り上げていきました。そのようなストーリーで、皆さんの心にちょっとでも楽しくて、おいしそうで、そういうお話が作れたっていうのは、とても私も幸せに感じております。
これからも絵本を通じて、面白くて楽しい世界を皆さんに届けていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
『パンどろぼうVSにせパンどろぼう』が前々回2021年の第9回静岡書店大賞 児童書新作部門 大賞を受賞された柴田ケイコさん、大注目の作家さんです!締めくくりに、お隣のネコちゃんの頭も下げていらしたのがとてもかわいらしく、微笑んでしまいました。
続きまして児童書新作部門 第2位は、KADOKAWA ヨシタケシンスケさんの『メメンとモリ』に決定いたしました!ヨシタケさんはご都合がつかず欠席で残念ですが、KADOKAWA 出版営業局 書店営業部 富澤瑳紀さんへ、静岡書店大賞 実行委員の鈴木祐輔さん(戸田書店 リブレ菊川店)からトロフィーと副賞を贈呈。
ヨシタケシンスケさんからのビデオメッセージをご覧いただきます。
こんにちは。絵本作家のヨシタケシンスケです。
今回はこの「メメンとモリ」が静岡書店大賞 児童書新作部門の第2位を頂いたということで、本当にありがとうございます。いつも静岡書店大賞さんにはたくさんいい思いをさせていただいております。今回もたくさんすすめていただいたということで、2位をいただくことができました。ありがとうございます。今日ちょっとどうしても用事があって、そちらにお伺いできなくてビデオでの参加で申し訳ございません。
そういったわけで、この本はすごくこう…なんていうのかな、普段考えている、何のために生きてるんだろうか?とか、思い通りにならなかった時って、どうやって考えていればいいんだろうか?とか、普段ボクが考えていることを割とそのまんまエッセイっぽい形で本にまとめたものです。ちょっと小っちゃい子が読むとキョトンとする話が多いんですけれども。いろんな方がこれどういう意味なんだろうなと思いながら読んでくれると嬉しいなと思って描いた本です。
ぜひいろんな方に読んでもらって、なんだろう?とキョトンとしていただけると嬉しいかなと思います。これからもまたいろいろ本を描いていきたいなと思うので、今後ともどうか興味を持っていただけるとありがたいです。
このたびは2位ということで、たくさんいただきましてありがとうございます。絵本作家のヨシタケシンスケでした。
歴代の静岡書店大賞で、数多くの受賞をされてきたヨシタケシンスケさん、今年2024年1月16日(土)~2月12日(月・祝)、静岡市清水文化会館マリナートにて「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が開催されています!お子さん連れのご家族が大勢来場されていて大人気!いつも静岡にお心を寄せてくださり、感謝しています。
そして児童書 新作部門 第1位は!白泉社 田中達也さんの『おすしがふくをかいにきた』に決定いたしました!静岡書店大賞 実行委員 田中寛行さん(谷島屋 ららぽーと磐田店)より、トロフィーを贈呈。田中つながりです♪
こんにちは ミニチュア写真家の田中達也です。このたびは静岡書店大賞児童書新作部門大賞をいただき、ありがとうございます。
僕は鹿児島に住んでいるんですけれども、鹿児島にはこういう大きな書店の賞みたいなものがなくて、これだけたくさんの方に集まっていただく静岡県が、すごくうらやましいなと感じておりました。
僕は『見立て』と言って何かを何かに変換するという作品を、毎日SNSにアップしています。今この会場を見ていても、横並びにすごい沢山の人が並んでいるので、パソコンノキーボードみたいに見えてくるんですね。(会場笑い)そういう発想が色々と働くんですけれども。
今回の「おすしがふくをかいにきた」という本はですね、その中でも擬人化といって、日常にある物が人に見えてくる。みたいな発想で作ったものになります。なので例えば、この発想で静岡にあるゆかりのもので……例えばさわやかにあるハンバーグで考えるとですね、日焼けをしに来た人に見えたりですね。(会場笑い) あとは緑茶の中に浮いている葉っぱが、泳いでいる人に見えたりですね。
そういうような、発想が働く本になっていますので、この本を読んだ後にいろいろ日常の中で楽しい発想を広げていただけるといいなと、思っております。このような発想を静岡の方にもっと知って頂けるいい機会になったと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。ありがとうございます。
鹿児島から静岡へお越しくださり、感謝感激です!!2022年6月10日~7月10日、静岡市清水文化会館マリナートで『MINIATURE LIFE展2(ミニチュアライフ)』が開催され、書店員も多く訪れました。毎日のようにアップされるInstagramの投稿を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。泉のように常に湧いてこられる発想力と表現力、すごすぎます!とてもお優しく、懇親会でイラスト入りサインを描いてくださったり、本当に嬉しかったです。
続きまして、映像化したい文庫部門。大賞作は、KADOKAWA 榛名丼(はるなどん)さんの『レプリカだって、恋をする。』です!静岡書店大賞 実行委員の溝口晴香さん(未来屋書店 浜松市野店) からトロフィーと副賞を贈呈です。
こんにちは、はじめまして。榛名丼(はるなどん)と申します。
「おかしい名前だね」とよく言われるのですが、榛名丼の丼の由来は「お弁当どんどん」の“どん”になります。(会場笑い) この名前の通り、私は静岡県静岡市の出身になります。そんな私が、静岡書店大賞という場でこのような賞を頂戴することができて、本当にうれしく思っております。
今回受賞させていただいた『レプリカだって恋をする』というお話なんですけども、こちらは一人の高校生の女の子がいて、その子がある日突然自分の“分身体”を生んでしまう。それで、その子が身代わりとして学校生活を送るうちに、同じクラスのクラスメイトの男の子に恋をしてしまうというお話です。(言葉が詰まる) すみません、緊張して……こんなにたくさん人がいるとは思っていなかったので。(会場笑い)
こちらのお話の舞台自体が、静岡市の用宗になっておりまして。用宗をはじめとして、静岡駅ですとか、松坂屋静岡店、あとは日本平動物園といった県内にお住まいの方でしたらなじみ深い場所っていうのがたくさん作品の中に登場します。最後になりますけれども、今回静岡の書店員の皆様や図書館員の皆様にこうして素敵な賞に選んでいただいたということは、わたしにとっても強い自信につながりました。
(言葉が詰まる)ちょっとお待ちを……。(会場笑い) まだまだ若輩者なんですけれども、レプリカだって恋をするはシリーズ化しておりまして、第3巻が3日後の12月8日に発売の予定となっております。それも含めましてこのままたくさんいろいろなお話を書いていって、またぜひこういった素敵な場によんでいただけるよう、頑張っていきたいと思います。このたびは本当にありがとうございました。
静岡市にお住まい、まさに地元作家さんの榛名丼さん、おめでとうございます!榛名丼さんの丼(どん)は、静岡人なら誰もが知る「お弁当どんどん」の「どん」だったとは(笑) 「お弁当どんどん」さんは、第8回静岡書店大賞に副賞をご提供くださり、お世話になりました。主人公は自転車通学をしており、本当に身近に感じます。胸がいっぱいになっていらしたお姿、緊張と喜びが伝わり、ますます応援したくなりました。第2巻、第3巻もおすすめしてまいります!
そしていよいよ最後は小説部門 大賞!新潮社 宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』に決定いたしました!静岡書店大賞 実行委員 栁下博幸さん(吉見書店 竜南店)より、トロフィーと副賞を贈呈。
膳所から来ました、宮島未奈です。よろしくお願いします。(拍手)このたびは栄えある静岡書店大賞をいただきまして、誠に光栄です。
私は、静岡県富士市で生まれ育ったので、本当に故郷に錦を飾ることができて、とっても嬉しいです。
私は2021年に女による女のためのR-18文学賞を受賞したんですけれど、そのころはコロナによる制約が多くてですね、授賞式は新潮社の会議室で10名ほどのクローズドな環境でやったものですから、今日はこのように大勢の人に祝っていただいて、本当に喜びもひとしおでいます。
『成瀬は天下を取りにいく』の主人公の成瀬あかりは、コロナ禍による制約のもと、西武大津店に通うというチャレンジをするんですけれども、それはコロナで…コロナがあったからこそ成瀬が生まれたのは事実なんですけれど、それを私は良かったとはあまり思っていなくて、やっぱりR-18文学賞の授賞式もやっぱりみんなに祝って欲しかったなとか。何かそういうような、何かちょっと寂しい思いは、またこれからもきっと抱えていくものだと思っているんです。
でも、『成瀬は天下を取りにいく』をとても多くの人に読んでいただいたことによって、その気持ちが共有できたというか、コロナ禍による悔しさとか悲しさとか、そういう戸惑いとか、そういった物が共有できたのかな。っていう風に思っています。
『成瀬は天下を取りにいく』の第一話の「ありがとう西武大津店」は2020年の話なんですけれど、わずか3年前のことなのに、とっても昔のことのように感じるんですね。だからこれがまた、5年10年と読み継がれていくにつれて、また違った印象を持つ作品になっていくんじゃないかなと思って、とても楽しみにしています。
来年の1月24日には、『成瀬は天下を取りにいく』の続編となる、『成瀬は信じた道をいく』が発売になります。一足先に読んでいただいた方たちからは、とても面白かったと好評いただいておりますので、私としても発売ととても楽しみにしているところです。ぜひ静岡の書店さんにおかれましても、「成天(なるてん)」 と 「成信(なるしん)」 を並べて置いていただけたらとてもうれしいです。
本日は本当にありがとうございました。
ユニフォーム姿で、主人公の成瀬を思わせる、地元 富士市出身の宮島さん!「膳所から」ようこそ!でした!しぞ~か愛あふれる掌編も最高で大感激です。まさか成瀬と島崎と静岡に凱旋してくださるとは!掌編に登場した地元の老舗菓子店さんも店舗で『成瀬は天下を取りにいく』の販売をしてくださったんです。地元メディアも盛り上がりました。続編『成瀬は信じた道をいく』も、さらに面白く、さらなる続編が楽しみでなりません。ずっと成瀬を見ていたい、そう思うファンがどんどん増えていくに違いないです♪
4部門6作品、すべての受賞作が決定しました!次期事務局長 河口雅哉さん(谷島屋 三方原店・本沢合店)が閉式のご挨拶。
ご紹介いただきました、第12回事務局長を務めさせていただきます、谷島屋の河口と申します。よろしくお願いいたします。
まずは、本日受賞された作家の先生方、誠におめでとうございます。本日より我々、書店員 図書館員あるいはメディアの方の力をお借りし、県民読者の皆様に素晴らしい本の情報を発信してまいります。何とぞお力添えのほどをよろしくお願いいたします。
えー…開会の挨拶で丸林事務局長が挨拶をしていただきましたが…示し合わせたかのように内容がまる被りでして…(会場笑い)この短時間でさて、どうしようかと思っておりますが。
この4年ぶりのリアル開催、我々実行員も含め、皆様もお待ちいただいたかと思います。商談会の際もですね、多くの皆様に「やっぱり12月の静岡はこれがないと始まらないよね」というお言葉をたくさんいただきました。これは我々実行委員にとってこの上ないお言葉だと思っております。ありがとうございます。やはりこの3年間授賞式ができなかったこと、また、SNSでの発表、やはりこれには限界があったことをいろいろと考えさせられる3年間でございました。ただ今回リアルで開催できるということ、このリアル開催の意義ということを、今回改めて実感しております。
書店・図書館の皆様、そして出版社の皆様、取次店様、そして、本日受賞された作家の皆様、我々すべて本でつながっております。今度はこの静岡書店大賞を機に、読者の皆さんとつながりを持って行く大きなチャンスだと思っておりますので、なにとぞ皆様のお力添えをいただきまして、この会をさらに発展、成長させていきたいと思っております。何とぞお力添えよろしくお願いいたします。
簡単ではございますが、私の閉会の挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。
第4回静岡書店大賞の事務局長を務めてくださり、授賞式の台本作成をずっと担当してくださっている河口さん。いつも穏やかでホッとします。河口さんを中心に、来年も皆で力を合わせて開催できますよう、よろしくお願いいたします。
すべての受賞作が決定し、受賞作家さんが前方へ!そして、書店員・図書館員の方々も一緒に恒例の記念撮影を行いました。その後、受賞作家さんの囲み取材が行われていました。
続いての懇親会は、先ほどの商談会と同じく5階のセンチュリー会場へ。取次さんが受付をしてくださり、感謝です。司会は以前と同様、静岡書店大賞 実行委員の山本明広さん(BOOKアマノ布橋店)。開会の挨拶は「しぞ~か本の日!」実行委員長 吉見光太郎(静岡県書店組合 理事長)より。
ただいまご紹介いただきました吉見でございます。皆さま本日は師走に入りましたお忙しい中に静岡にお集まりいただき、また遠方からお越しいただいている方もいらっしゃり、誠にありがとうございます。
新型コロナウイルスの感染がまん延してからは、静岡書店大賞はリモートで行ってきておりましたが、書店商談会とこの合同懇親会におきましては、2019年以来、実に4年ぶりの開催となります。
東京や大阪のような大都市ではない地方都市の静岡に、このような多くの皆様にお集まりいただき、盛大に開催できることは大変嬉しく、感謝の念にたえません。
私は実行委員長という肩書ではありますが、実際には日本出版販売静岡支店、トーハン静岡支店、そして静岡書店大賞の実行委員の各書店の皆さまが日々の業務でお忙しい中に開催に向けてご尽力いただいたからこそ実現できたことでございます。準備に関られました全ての方に感謝申し上げます。
さて静岡書店大賞は、図書館員の皆さまにもご協力いただいておりまして、全国でもたぐいまれな賞でございます。図書館員の皆さまにおかれましてもご協力いただき感謝申し上げます。図書館様には、年間を通して多くの本を購入していただいています。本日ご参加いただいております出版社の書籍は、必ずや購入されて蔵書されていますので、我々書店と共に今後とも情報交換等していただければ嬉しく思います。
本日静岡書店大賞を受賞された作家の先生皆さま、出版社の皆さま、このたびは誠におめでとうございます。昨今本の売上が悪い、書店がどんどん減っているとニュースにもなっておりますが、静岡県内では、ショッピングセンター内の書店等、売上が昨年を上回っているお店もあると聞いております。受賞された書籍を静岡県の書店が一体となって販売していく所存です。
本日このような皆で集まれる機会はなかなかありませんので、この懇親会では、日ごろお話しできない方とお話ししていただき、より多くの情報交換を行なっていただきたいと思います。
一人でも多くの読者が増えていくようになることを願い、そして今年一年がもうすぐ終わってしまうということは考えられない速さでしたが、皆さま良い年を迎えられますようお祈り申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございます。
続きまして、ご来賓を代表しまして、静岡県立中央図書館 館長 柴雅房さまにご挨拶をいただきました。
皆さん こんばんは。静岡県立中央図書館の柴でございます。ご指名をいただきましたので、僭越ながら挨拶をさせていただきます。
えー…こんなに人が多いとは思わなかったというのが(会場笑い)、正直なところでございます。
まずは4年ぶりの「しぞ~か本の日・静岡書店大商談会」そして4年ぶりにリアルな形での「静岡書店大賞授賞式」こちらの開催誠におめでとうございます。
私たち図書館関係者もこのイベントに関われたことを誠にうれしく感じております。出版社さんのブースをまわりながら、本の魅力それから皆様の本に対する熱い思い、これをひしひしと感じたところでございます。
書店大賞の受賞作品については、個人的にも読ませていただきました。いずれも魅力的な作品で、ぜひ多くの方に読んでもらいたいと思っております。個人的にはですね、宮島さんの「成瀬は天下を取りに行く」の中の、「ありがとう西武大津店」これがツボにはまりまして、何度読んでも笑えました(会場笑い)。……こういう読み方で、宮島さんよろしいでしょうか?(会場笑い) ありがとうございます。
昨今ですね、書籍を取り巻く環境は厳しいものがございます。図書館は書店様、出版社様、取次店様、そのほか多くの方々と手を携えて読書の魅力を伝え、ひいては活字文化を支えていきたいと、考えております。静岡書店大賞はまさにその一つかと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
館長さん、受賞作を全部お読みくださったとのこと、もう本当にありがたいです。歴史の専門家(近世都市史・農村史がご専門)で、ご自身も『静岡水物語―新史料で読み解く駿府用水―』を出版されています。商談会では積極的に出版社さんブースをまわられ、そのお姿に感動いたしました。ご立派な先生でいらっしゃるのに、かわいらしい(畏れ多いですが)館長さん、心和むお話、ありがとうございました。
いよいよ乾杯です。ご発声を、童心社 代表取締役社長の後藤修平さまにしていただきました。
児童書名作部門をくださいまして、本当にありがとうございます。今日のこの日をご準備された皆さんに深く心より敬意を表します。
少しだけしゃべりますと、コロナ禍を経てですね、非常に出版書店業界は厳しいということになっていまして。童心社も例に漏れずなんですけども。
この前ですね、ある書店さんとちょっと話したのですが、そうはいってもですね、コロナ禍の時は、何もしなくても児童書がバンバン売れて今思うと夢のようだと嘆いておられたのですが、その時にですね、書店さんと確認したのは巣ごもり需要の時にはっきりわかったと思っているんですけれども、世の中の子育てしていらっしゃる若いお父さんお母さんや関係するような人は、やっぱり時間があればゆっくり子どもと本を読みたいというのは、本当にそう思っているんだなというのが明らかになったな。これだけは絶対に確実に分かったことだと、私は思っております。(会場拍手)それでですね…あっ、拍手ありがとうございます。(会場笑い)
それで、私の身近な人でもいますけども、自分は本を読まないっていう人でも、子どもには良い本をたくさん読んでもらいたいっていう人は本当にたくさんたくさんいらっしゃるんですね。そういうお客さん読者を信じて前に進んでいきましょうっていうようなことを、その書店さんと確認いたしました。
それは今いろいろ戦争とかがあってひどい世の中ですけど、やっぱり自分の子どもには良い人生を送ってほしいっていう切なる願いが、そこにその願いと本を読んでほしいという思いは一緒のものなんじゃないのかと、私は思っております。
私は本屋さんが大好きで、毎日最寄りの本屋さんに寄って、お店を一周して帰るぐらいなんですけど、本屋さんには何時間でもいられます。それで私は書店人さん図書館人さんっていうのはどういう人なのかなっていうのをよく考えるのですけど。やっぱり毎日毎日ですね、どんどん出てくる本を自分の目で見て、手で触っていらっしゃる人だと私は思います。そこがつい自社の本ばかり見てしまう出版社の私みたいなものとはやっぱり違う人だなぁと思っております。そういう人たちが選んでくれた賞っていうのは、どんなものなのかと思うと、やっぱりこれだけ力のある賞っていうのは無いんじゃないかって私は思っております。
ちょっと童心社の話をすると、静岡書店大賞ですね、新刊じゃない名作部門っていうのがある本当に珍しい賞だと思うんですね。それで、童心社のロングセラーにおいて、この賞もらえるかなって、ずーっと実は思っておりまして。このたび本当にもらえて、ほんっととにうれしいです!本当にありがとうございます。ということで、長くなりましてすみません。
お集まりの皆様のご健康と益々のご発展、それと静岡書店大賞、これらがもっともっと読者の皆様、お客様に愛されて盛り上がっていきますことを、心から願いお祝いして乾杯したいと思います。
それでは皆さん、元気によろしくお願いいたします。乾杯!
本屋さんが大好きで毎日寄られてから帰るという後藤社長、「名作部門」がある静岡書店大賞は珍しく、この賞をもらえるかなと思っていてくださり、受賞を大変お喜びくださって、実行委委員一同、ありがたくてなりません。この賞は、図書館員さんの投票で決まります。意義深い賞であることを改めて実感しました!
締めの挨拶は、静岡書店大賞 創設者で初代事務局長の高木久直さん(高久書店)より。
えーっ…締めの挨拶を頼まれましていろいろ考えてきたんですけど、来年からちょっと断らないといけないかなと、ちょっと酔っぱらいすぎたんですね。(会場笑い)
何をしゃべったらいいのかなという思いもあるのですが、ちょっと脳みそをフル回転させてお話させていただきます。改めまして皆さん、走る本屋さん高久書店の高木です。(会場拍手)
この暮れの…師走のクソ忙しいときに(会場笑い)ここ静岡に全国の…全国からですよ、出版業界の皆様がこれだけ多く集まられたということ、本当に感謝の念にたえません。改めて実行委員会から、心から感謝を申し上げたいと思います。皆様本当にありがとうございます。(会場拍手)
実は4年前の今日この場でやはり私は締めのスピーチをさせていただきました。その時最後になんて言ったかというと、それまで勤め上げた企業書店を辞めて、独立開業をして町の小さな本屋をやってみたい。本当に本屋はダメなのか?チャレンジします。そう申し上げてこのスピーチを締めました。
今日4年経って…あれから4年の今日。私は今、ここに再び来ることができました。書店を、本屋を、4年間やってくることができたんです。希望がないことなんてありません。やりようはきっとあると信じて歩んできました。
本当に本屋をやればやるほど書店員の時とは違って、経営者という立場になって「あぁ、本屋ってなんか大変だよね、きついよね、苦しいよね。何より儲かんないよね」身をもって毎日のように思いました。
けれどもそれ以上に、本屋はやっているとめちゃくちゃ楽しいんです。本当に面白いんです。死ぬまで続けたいなって思うんです。なんなんでしょうこのワケのわからない魅力って。わかります?皆さん。そんな底なしの魅力っていうのは、源はどこにあるのかっていうと、やっぱり本なんですよね。本。
つまり我々は、本の一番近くにいるプロとして、図書館でもないよ、本屋でもないよ、ボーダーないよ。そういうものを全部飛び越えてこれから先、未来永劫本の魅力というものを伝え続けていくしかないんじゃないでしょうか。
来年もここで皆様にこうしてお会いできることを夢見ていますし、静岡の書店図書館のみんなが県民読者に向かって、あるいは全国に向かって、発信をして魅力を伝えていこうと思っています。
本当に皆さん今日はお忙しい中、静岡にお集まりいただきありがとうございました。短いですが挨拶に代えさせていただきます。
静岡書店大賞 創設者の高木さんのお言葉、いつも心に響き、糧となります。やはり締めは、高木さんでなくては!高木さんの言葉を楽しみに来られる方もいらっしゃいますしね。
懇親会後、委員で集合し記念撮影。新たな委員も加わり、パワーアップして嬉しいです!
最後まで募金にご協力くださいました皆様、本当にありがとうございます。中には、委員の代わりに募金箱を持ってまわってくださった出版社さんも!ずっと受付などをしてこの会を運営してくださった取次の皆様、ホテルグランヒルズ様にも大変お世話になりました。頭が下がるばかりです。4年ぶりのリアル開催、皆様のおかげで感動でいっぱいの一日となりました。心より感謝申し上げます。第11回静岡書店大賞も、素晴らしい受賞作品ばかり、県内書店・図書館で力を入れて販売・宣伝をしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
※ブログでのご報告が遅くなり、申し訳ございませんでした。
2023年12月09日
メディア報道、ありがたいです!
新聞、テレビ、ラジオなど、様々なメディアで第11回静岡書店大賞の報道をしてくださっております✨
メディアのお力は大きく、大変ありがたいです
授賞式の様子が伝わるかと思いますので、ぜひご覧くださいませ
静岡新聞さま
https://news.yahoo.co.jp/articles/be97d2cf7ba969e8dc402baae1aadbf043594575
SBSテレビさま
https://news.yahoo.co.jp/articles/9edf75b8a284a8a863cb9470ad3311cba52f4249
第一テレビさま
https://news.yahoo.co.jp/articles/6403e999d7057df82e483d87634020408b4da934
テレビ静岡さま
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d10dc465e66d3d64e19eb5820bcfc702e830f24
2023年12月05日
第11回 静岡書店大賞
お待たせいたしました!12月5日(火)17:10~18:10、第11回 静岡書店大賞の授賞式にて受賞作品が発表されました 受賞作家さん・出版社さん、おめでとうございます
「しぞ~か本の日!」として、取次の垣根を越え、合同で行っている商談会・懇親会とともに、今年は4年ぶりのリアル開催をすることができ、大変嬉しくありがたさでいっぱいです会場は初のホテルグランヒルズ静岡さんですご尽力くださいました関係の皆様、ご参加くださった皆様に、心より御礼申し上げます。授賞式の様子等は、後日改めて掲載させていただきますね
今年も素晴らしい作品が選ばれました 県内の書店、図書館でフェアを開催してまいります。静岡県民の皆様が、書店・図書館にお越しくださいますよう、そして静岡県の読書推進につながりますよう、願っています
2023年08月31日
投票用紙、応募要項、過去の受賞作をWebにアップしました!
第11回 静岡書店大賞の投票用紙類をWebにupしました
(実行委員 谷島屋の田中さん、ありがとうございます)
今年もいよいよ投票が始まります!
・投票期間…9/15(金)~9/30(土)
https://onedrive.live.com/?id=240BF5AE22EB1933%21105&cid=240BF5AE22EB1933
上記URLからエクセルシートをダウンロードのうえ、ご利用くださいませ。
※集計に必要なため、ISBNコードをご記入くださいますよう、お願いいたします。
<小説、児童書新作、映像化したい文庫>
・投票…書店員、図書館員
・対象…2022年9月1日~2023年8月31日に刊行された本
※小説と映像化したい文庫部門は、ベストセラーは除きます
別紙 応募不可作品(ベストセラー) 一覧をご参照ください。
<児童書名作部門>
・投票…図書館員さんのみ です
「過去10回の受賞作品一覧」もありますので、参考にご覧いただけたらと思います
静岡県内の多くの書店員&図書館員の皆様の投票を心よりお待ちしております
早めにご投票いただけますと大変ありがたいです。よろしくお願いいたします
(実行委員 谷島屋の田中さん、ありがとうございます)
今年もいよいよ投票が始まります!
・投票期間…9/15(金)~9/30(土)
https://onedrive.live.com/?id=240BF5AE22EB1933%21105&cid=240BF5AE22EB1933
上記URLからエクセルシートをダウンロードのうえ、ご利用くださいませ。
※集計に必要なため、ISBNコードをご記入くださいますよう、お願いいたします。
<小説、児童書新作、映像化したい文庫>
・投票…書店員、図書館員
・対象…2022年9月1日~2023年8月31日に刊行された本
※小説と映像化したい文庫部門は、ベストセラーは除きます
別紙 応募不可作品(ベストセラー) 一覧をご参照ください。
<児童書名作部門>
・投票…図書館員さんのみ です
「過去10回の受賞作品一覧」もありますので、参考にご覧いただけたらと思います
静岡県内の多くの書店員&図書館員の皆様の投票を心よりお待ちしております
早めにご投票いただけますと大変ありがたいです。よろしくお願いいたします
2023年08月22日
第11回 静岡書店大賞について
残暑厳しき折、皆様いかがおすごしでしょうか。平素大変お世話になり、誠にありがとうございます。静岡書店大賞事務局です。
今年は丸林篤史事務局長(谷島屋)のもと、4年ぶりにリアルで静岡書店大賞授賞式を行うこととなりました。以前のように大会場で「しぞ~か本の日!」として、商談会・静岡書店大賞授賞式・懇親会を開催いたします
第11回 静岡書店大賞の告知ポスターをWebにアップしました!実行委員の田中さん、いつもありがとうございます
https://onedrive.live.com/?id=240BF5AE22EB1933%21105&cid=240BF5AE22EB1933
上記URLからPDFをダウンロードのうえ、ご利用くださいませ。静岡県内の書店さん、図書館さん、告知ポスターはぜひカラーで印刷し、店内、館内に掲示をお願いいたします。そして書店員、図書館員の皆さんに投票を呼びかけていただけたらと思います
静岡書店大賞 過去の受賞作を「文学賞の世界」さんがまとめてくださっていますので、ご参照くださいませ
https://prizesworld.com/prizes/various/ssht.htm
<丸林事務局長より>
この度は第11回静岡書店大賞事務局長を務めさせていただきます。
2019年以来、リアルにて授賞式を開催させていただきます。
コロナ禍にも多くの書店が閉店いたしました。
それでも私たちは本と出合う機会を増やしたい。
これからも多くの読者に本の楽しさを届ける活動を続けてまいります。
引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。
<今後の予定>
・8月下旬~…応募要項、投票書類の配布、Webへのアップ
・9月15日(金)~30日(土)…投票期間
・12月5日(火)…第11回静岡書店大賞 発表
静岡県内書店,図書館でフェア開催
以上、何とぞよろしくお願い申し上げます。
第11回静岡書店大賞 事務局長
谷島屋 営業本部 丸林篤史
2022年12月24日
第10回 小説部門大賞 『忍者に結婚は難しい』ドラマスチール帯
小説部門の大賞『忍者に結婚は難しい』が、年明け1/5(木) フジテレビ系で22時~ドラマ放送が開始されます
講談社様から、ドラマスチール帯が届きました~ 静岡書店大賞の特別帯とともに、県内書店でドラマ帯も巻かせていただき、受賞作をますます盛り上げたいですドラマ帯にも、 しっかりと帯の右下に「静岡書店大賞 小説部門 第1位」も入れてくださいました 講談社様、ありがとうございました
静岡書店大賞の受賞作が発表から1ヵ月以内に映像化するとは、とても嬉しいです 今までにも映像化された受賞作はいくつもありますが、こんなにすぐに映像化されたのは初めて✨ 静岡県内も舞台になっているので、撮影が行われているでしょうか?
小説とはまた違った魅力もたくさん見られそうで、すごーく楽しみです 皆さん、ぜひ受賞作の本と一緒に、ドラマもお楽しみくださいね
帯を2枚とも巻いたら、タイトルが見えませんね 重ねて巻くのがよいでしょうか 写真がうまく撮れず、申し訳ございません
2022年12月14日
横関大先生、講談社さんが静岡県内をご訪問くださいました!
12/14(水)、『忍者に結婚は難しい』で 小説部門 大賞を受賞された 横関大先生と講談社の大曽根幸太さんが、静岡県内の書店をまわってくださいました
表彰盾をお送りしようと大曽根さんにご連絡したところ、「お送りくださるのはお手間をおかけしてしまいますし、ご訪問する際にお渡しいただければSNSで話題にもなるでしょうし」と、おっしゃってくださいましたお言葉に甘え、静岡書店大賞 事務局で表彰盾の手配等を行っている吉見書店にて、竜南店の栁下店長から、横関先生にお渡しいたしました
静岡県の西部からまわってくださって、これから東部もご訪店してくださるとのこと、大変嬉しくありがたいです「どの書店さんも大きく展開してくださっていました」と、横関先生も講談社の大曽根さんも、とても喜んでくださっていました お越しいただき、県内書店、感謝感激です!本当にありがとうございます
そしてなんと!年明け1/5(木)10時~フジテレビで、『忍者に結婚は難しい』がドラマ化されます https://www.fujitv.co.jp/ninja/ 菜々緒さん主演、主人公の草刈蛍のイメージにピッタリと思います。主題歌はaikoさんだそうですよ♪ 楽しみでなりません!ぜひ小説とドラマ、両方をお楽しみいただきたいですよろしくお願いいたします
2022年12月06日
第10回静岡書店大賞決定!
お待たせいたしました!12月6日(火)17:00、第10回 静岡書店大賞の受賞作品の発表です。受賞作家さん・出版社さん、おめでとうございます
昨年同様、今年も社会情勢を鑑み、web上で発表させていただくこととなりました以下のユーチューブ動画にて、和やかな授賞式をご視聴いただけましたら幸いです
授賞式 動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=NTCeNeEbdaM
撮影場所は、掛川市立中央図書館のホールです木のぬくもりあふれる素敵なホールをお借りでき、大変ありがたかったです実行委員8名が参加し、株式会社あらまほし 代表の戸田佑也さん、ビデオグラファーの匂坂秀樹さん、副賞「読書茶セット」発案 日本茶専門店 初美園 店主 笹野剛さんのご協力のもと、無事に(看板の設置がちょっと大変でしたが)楽しく撮影を行うことができました
『忍者に結婚は難しい』で小説部門 大賞を受賞された横関大さんと、講談社の大曽根康太さん、『この恋が、かなうなら』で映像化したい文庫部門 大賞を受賞された いぬじゅんさんと集英社の大好環美さん、山下みのりさん、菊池和紀さん、田中康裕さん もお越しくださいました実際にトロフィーをお渡しする授賞式ができ、直にあたたかなお言葉もいただいて、感謝感激…
他の受賞作家さんや出版社さんも皆さん、動画やお手紙でコメントをお寄せくださり、フィギュアをお貸しくださったり、特別オビや拡材の制作等、大変ありがたかったです受賞作家の皆さん、出版社の皆さん、そして出版社さんと書店の間をつないでくださり、様々なご手配をしていただいた取次の皆さん、本当にありがとうございます
今年も素晴らしい作品が選ばれました 県内の書店、図書館でフェアを開催していきます
フェアコーナー用のポスター、POP、書店員,図書館員のコメントを掲載したフリーペーパー等の拡材は以下URLにてダウンロード可能です。必要な方はお使いくださいまた、発表動画の書店店頭での活用をご希望される書店様は、各取次様または実行委員までご連絡くださいませ 静岡県全体で受賞作を盛り上げ、拡売してまいりましょうよろしくお願いいたします
拡材ダウンロードはこちら
https://onedrive.live.com/?id=240BF5AE22EB1933%21105&cid=240BF5AE22EB1933
2022年12月02日
【告知】 第10回 静岡書店大賞 12/6(火)17時に発表します!
第10回静岡書店大賞の発表 が迫ってまいりました!
12/6(火) 17時~公式ブログ・公式ツイッター・公式Facebook にて、動画(YouTube)配信 してまいります
写真は、授賞式録画の撮影風景です。 昨年同様、今年も大きな会場で大勢での授賞式はできませんでしたが、掛川市立中央図書館さんのホールをお借りし、受賞作家さんお二人がご参加くださり、あたたかな授賞式録画会を行うことができましたご協力くださいました皆様、本当にありがとうございました今年も映像クリエイター 匂坂さんのお力で、素晴らしい動画が仕上がり、大変ありがたいです
静岡新聞さんが取材をしてくださいました!11/28(月)夕刊1面で大きく取り上げてくださり、感謝感激です!https://news.yahoo.co.jp/articles/b391df6f3da12c6c794042945c08813bc98fac12
静岡書店大賞、盛り上げていけたらと思っております。SNSにてシェアしていただける方は、ぜひともお願いいたします
どうぞよろしくお願い申し上げます